快晴に恵まれた4月24日(月曜日)。
チューリッヒで毎年恒例の春の訪れを祝うお祭り、
「セクセロイテン(Sechseläuten)」が開催されました。
セクセロイテンは、毎年4月の第3週目の日曜日と月曜日に行われる、
150年以上も続く伝統のお祭りです。
お祭りのクライマックスには、
雪だるまのように見える人形・"ベーグ(Böögg)" の薪に火が放たれ、
それが何分かけて燃え尽きるかで、
その年の夏が美しいものになるかどうかを占うというビッグイベントが見もの!
ベーグが燃え尽きて、最後は頭部が爆発するまでの時間が短ければ短いほど、
美しい夏になると予想されます。
クライマックス部分だけ文字にすると、少々グロテスクな気も致しますが、
歴史ある伝統のお祭りです。
セクセロイテンにつきましては、過去のブログ記事にアップしておりますので、
詳しい内容にご興味がおありの方はこちらより、
スイスの街角から過去ブログ(ベーグが爆発する動画付)
雪だるま、燃えて響いて大爆発! 〜 チューリッヒの春祭り セクセロイテン 2013 (1)
昨年までSwissinfo(スイスインフォ=スイス放送協会)のブログ、
「もっと知りたい!スイス」の公式ブロガーとして執筆した
燃えて、飛んで、驚きの伝統!チューリヒの春祭り「セクセロイテン」2014
をご覧下さい。(ご参考まで)
さて、今年のセクセロイテンに話を戻し、
こちらお祭りスタート前の、まだ静かなセクセロイテン広場の様子。
お昼前に通りかかった時は、夕刻6時ちょうどにベーグを燃やすため、
藁を盛り上げて、土台を作っているところでした。
午後2時過ぎにパレードがスタート。
今年はこのベルビュー近くの友人のお宅に集まり、
まずは持ち寄りでランチ会を開いた後、みんなで見学に出かけました。
今年は仕事がらみの記事を書く予定はなかったので、
動き回って取材をする事はなく、動かず一定の位置でパレードの見学をしました。
行進する誰もがとても豊かな表情で、目の前を通りすぐてゆく姿が印象的でした。
かなりリアルに見えたクマも行進!
凛々しい中世の騎士も。
今年は数年ぶりに雲ひとつない快晴だったため、人出もハンパではなく、
パレードが終わりかける頃には、
ものすごい大勢の人達がベルビュー付近に集まってきました。
あまりの人に圧倒され、私は今年はパレードだけ見学し帰宅。
肝心のベーグの燃える瞬間は、家に戻ってテレビで観る事に。
(毎年このもようは、地元のテレビ局でライブ中継されます)
こちらからの写真(3枚)は、Neue Zürcher Zeitung: NZZ Newsの画像です。
ベーグが燃える午後6時前のベルビュー周辺。
今年(2017年)のベーグは、
なんとわずか、9分56秒 で燃え尽きました!
ちなみに、昨年(2016年)は、43分34秒 と、歴代最長を記録。
占いが当たれば!?
今年は、とーっても美しい夏になるようです!
良い予想は信じます、夏が楽しみ〜♪
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