
2020年に開催される東京オリンピックの様子が
日本のニュースで伝えられる度、
その日を待ち望みワクワクと心待ちにしている自分なのですが、
ここスイスでも冬季オリンピックの開催候補地として
名乗りをあげる都市に期待が寄せらています。
10年以上自分がスイスに住んでから、
オリンピック誘致に関する情報は度々耳に入り、
その度に期待が出ては、消え、また出てが消え・・
という残念なニュースが続いていました。
スイスで過去に冬季オリンピックが開催されたのは、
1928年と1948年にサンモリッツにて二度なのだそうです。
なんだか、遠い昔の話なのだなぁという印象です。
スイスの冬季オリンピック候補地といえば2013年に、
2022年の開催を目指し、
サンモリッツ【グラウビュンデン州】が名乗りをあげていましたが、
住民の大半が興味を示さず(= 国民投票で否決され、立候補を断念した)
という残念な結果に終わりました。
今年2月12日の グラウビュンデン州
(サンモリッツとダボス) の 国民投票でも、
オリンピックを開催する件は否決されました。
その約1ヶ月後、スイスのオリンピック委員会は、
2026年の冬季オリンピック開催に向け、
新たにシオン(ヴァレー州の州都)
を候補地として支持することを表明しました。
Sion ready to be Switzerland's official bid for the 2026 winter Olympics(The Local)
同委員会によれば、
シオンは、過去2回のサンモリッツで開催された条件同様、
スイスでの第3回目の冬季大会を開催するホストとなる権利を得るための
すべての基準を満たしたと、
大会執行評議会は述べたとの事です。
この決定は4月11日にスイスの86の連盟と
スイスの国際オリンピック委員会の委員からなるスポーツ議会によって
正式に批准される予定との事です。
この提案(シオン=ヴァレー州での開催)には、
ヴァレー州とヴォー州の合同入札という方法が進められるのだそうで、
2つの州の14の町、
ローザンヌ、シャンペリー、クランモンタナ、ヴェルビエ、ツェルマットなど
でオリンピックのイベントが広がる計画なのだそうです。
2016年10月のニュースの内容によると、
モントルーも 上記に前向きな姿勢を見せていました。
その際のブログ記事は

スイス モントルーが冬季オリンピック開催地に立候補!(2016年 10月22日)
シオンはカナダのカルガリー、日本の札幌、
オーストリアのインスブルックらと共に、
オリンピック開催の実現を目指し、対抗候補として闘わう事となりそうです。
過去(直近)のオリンピック開催地の記憶を辿ってみると、
2014年:ソチ(ロシア)、2010年:バンクーバー(カナダ)。
将来は、2018年: 平昌(韓国)、2022年:北京(中国)です。
海外に住んでいながらも、もちろん日本人の一人として、
札幌での開催に期待を寄せる気持ちはあるのですが、
平昌、北京の次にアジアで冬季が3回続くかな?
と思ってもみたり、
カナダはバンクーバーで数年前に開催されたばかりだし
とも感じてみたり・・。
と、考えてみると、前後の開催地との関係から、
2026年は、
スイスかオーストリアで決定される可能性は大なのではないか?
と、期待してしまう自分です。
2026年、きっとその時はあっと言う間にやってくるような気もしますが、
個人的な事を考えてみると、今から9年後の2026年には、
我が家はもうスイスには住んでいないかもしれません。
そんなコトを考えると、なんだかシンミリ。
実はちょっぴり寂しい気もしてしまいます。
IOCは2019年に、
2026年冬季オリンピックの開催地を決定との事です。
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