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3月6日(月曜日)の21時12分頃、スイスで地震が発生しました。

スイスの地震学サービス(SED)の発表によると、

震源地はグラールス州(Kanton Glarus)のリンタール(Linthal)との事で、

震源地のマグニチュードは 4.6 だったのだそうです。

これはスイスでは、過去12年の間で最大規模の地震であったとの事。

Switzerland shaken by biggest earthquake for 12 years(The Local)


⭐︎ ETH Z
ürich / Swiss Seismological Service (SED) のサイト ⭐︎

BlogPaint

この地震による大きな被害は報告されていなそうですが、

グラールス州とシュヴィーツ州の警察によると、

地震を感じた居住者達より、数十件の電話を受けたのだそうです。


SEDによると、今回の地震は、

ベルン、アールガウ、チューリッヒ、グラウビュンデンの各州でも

揺れが感じられたという報告を受けたと述べました。


ちなみに我が家の住まいはチューリッヒ州ですが、

夜9時少し過ぎに、

ソファーに座ってテレビを観ていた英国人の夫 Banana は、

「地震かな?」

と思った微かな揺れを感じたのだそうです。


私はというと、ちょうどその時間帯は、

洗濯物の片付けをしたり、寝る前に歯を磨いたりと、

家の中を動き回っていた事もあり、揺れは全く感じませんでした。


月曜日のM4.6の地震の前後には、数回の余震が検知されたのだそうで、

今後も更なる余震が予想されるのだとか。


過去、同様の大きさの最後の地震は、

2005年にフランスとの国境のヴァロルシーヌのまわりで発生。

バレー州全域を中心に揺れが感じられました。


その数年前、我が家はバーゼルに住んでいましたが、

バーゼルに住んでいた当時、ズドーンという音と共に、

まるで近くに小型飛行機でも墜落したのか?

と思ってしまった程、

とても大きな揺れを感じた記憶が今でもはっきりと蘇ります。


地震のイメージは決して大きくはないスイスですが、

実際にはスイスでの地震は一般的であり、

毎年約500〜800件も発生しているそうです。

それらのほとんどが小規模なため、体では感じられないだけなのだそう。


スイスでは、マグニチュード3〜4規模の地震は年間で10回ほど確認されており、

マグニチュード4以上の規模の地震は、

1〜3年に一度の割合で発生しているとの事です。


過去のM4.2の地震(2012年)のブログ記事はこちら

スイスでマグニチュード4.2の地震が発生(2012年 2月13日)


こうやって自分の以前の記事も含め、

過去の地震のニュースを辿ってみる度、一定箇所ではなく、

スイス国内の様々な地域で地震が発生している事に

見えない恐ろしさに覚え、怯えてしまう自分がいます。


スイスに住んでいても、地震は決して人ごとではない自然災害で、

いつ起こり得るか分からないのは、

日本もスイスも同じなのだと感じています。


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