
先週の木曜日、スイス各地では4月下旬並みの気候となり、
非常に暖かく、多くの場所で気温が20℃を上回りました。
これは、過去の2月のスイスの最高気温の記録を打ち破り、
新しい記録更新となったのだそうです。
Switzerland breaks records with brief spring in February (The Local)
気象庁の発表によれば、
スペインから運ばれてきた風が上昇し、
乾燥し暖かくなって通り過ぎたため、
スイスの天候は通常の2月の気温よりもずっと高い、
4月の終わりのようなポカポカ陽気となったようです。
スイスのニヨン(Nyon)、シオン( Sion)、エグル( Aigle)、
ヌーシャテル (Neuchâtel)などの各地では、
例年よリも気温が約12℃ほど高かったという事です。
シオンでは、日中の温度が21.2℃まで上昇し、
1998年に記録した過去の2月の最高気温19.8℃の記録を破ったのだそう!
ニオンは18.4℃、アイグルは19.5℃に達したのだそうです。
私の住むチューリッヒ州をはじめとするドイツ語圏も、
とても暖かい1日でした。
ルツェルンでは19.9℃、ベルンは18.5℃、
チューリッヒ州の一部では19.5℃ の新都市記録を樹立したのだとか。
それと共に先週の木曜日は、各地で突風が吹き荒れました。
その日の午後、
自分は自宅近くのチューリッヒ湖畔を散策していたのですが、
あまりの強風に、湖上を飛ぶ水鳥たちの姿が、
まるでスローモーションになっているかのように見受けられました。

風があまりにも強すぎて、
どんなに一生懸命に翼を羽ばたかせても、
なかなか前に進む事ができず、
同じ場所でものすごくゆっくりと動いているように見えたのです。
湖面すれすれまで低空飛行する鳥たちを眺めていると、
激しい湖のしぶきにのまれてしまい、
鳥たちが湖面に打ち付けられるのではないかと、ヒヤヒヤしました。
チューリッヒ州は週末も暖かく、
今日もポカポカ陽気の晴れの日が続いています。

しかし火曜日以降は数日雨の予報。
当初出されていた、
水曜日と木曜日辺りの雪の天気予報については状況が変化したようで、
現在では雪マークは消え、晴れのち雨になるだろうとの予報です。
週末の晴天と暖かい陽気の影響で、
自宅近くの散歩道のスノードロップもそれは美しく咲き乱れています。

この花を見つけると、思わずしゃがんで見入ってしまう、本当可愛い花です。

金曜日に買い求めたお花にアレンジにしていただいていたマグノリアは、
自宅で活けた時にはまだ蕾はとても固く見えたのに、
暖かい気温の影響か、
ほんの数日の間に、ピンクの蕾が見えてきました!

開花まであともう一息 ♪
なんだか心がワクワクしてしまう週明けです。
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