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(本日の画像はイメージ、本文とは関連ありません)

20日の金曜日、舌の生検検査を受けました。

昨年、秋の終わり頃に発症した自己免疫疾患の一環での検査です。


本日は日記代わりの自分用の記録でもあるため、長文です。

ご興味がおありの方のみ、この先にお進み下さい。


自己免疫疾患の発症の経緯は過去の記事に記述しています。

ご興味がおありの方は こちらです。

2016年もお世話になりました(2016年 12月31日)


現在の主な症状は、右手の小指の腫れと痺れと痛み。

こちらは体調(精神状態)や天候にも左右されるようで、

現在は少し落ち着いているのですが、

年末年始の日本一時帰省の際、

例のSWISS直行便のまさかのロストバゲージの災難に遭い、

混乱し、大きなストレスを感じさせられた時の

数日間の状態が最悪のピークで、 利き手の小指が痛くて、

バッグも5本の指を使ってはまともに持てない、

PCをタイピングするのさえ、支障があるほどに痛みました。


気持ちが落ち着いて、穏やかに日々を過ごすと、

指の方の症状は少しは緩和されているような気がしています。

スイスへ戻ってからは痛みと腫れも弱まり、 顕著に症状が和らいでおり、

ゆったりと時間が流れゆくスイスでの日々の生活は、

ストレスを感じる事ばかりではないと実感しています。


先週検査を受ける事となったのは、

もう一つの症状の舌の痺れの原因を追求するため。

舌の裏側の片方部分に白斑症 (はくはんしょう) が現れており、

自己免疫疾患と診断をされたのは、口腔外科医によってでした。


本来は12月に検査の予定でしたが、

生検は舌の一部分を切り取って行うため、1週間前後は痛みが激しく、

まともに食事もできないし、 喋る事も困難だと警告されていました。


私の場合、生検を受ける理由は、舌の痺れの原因が、

間違いなく「自己免疫疾患」によるものだと 証明するためで、

100パーセント他の病気ではない事を明確にするためなのだそうです。


日本の場合は経過観察となる症例でも、

スイスの場合はすぐに切るという印象は、

過去13年間のスイスでの海外生活で、何度か経験があります。


スイスに来た翌年に、ある内科手術を受けた経験があるのですが、

日本で同じ状況だった友人によれば、

数年間は経過観察で、その後最終的に手術を受けたのだそうです。


疑わしくは切って予防・治療する・・。

というと、少し極端な表現なのかもしれませんが、

そういった風潮は、西洋医学にはあるように感じます。


今回はチューリッヒ市内にあるかかりつけの歯科医の紹介で、

米国で学び、長年のキャリアを積んだ

スイス人の口腔外科医とじっくりと話し合い、

信頼して任せられる医師だと夫婦で判断し、 お願いする事にしました。


医師曰く、急ぎでの検査ではなく、

100パーセント「シロ」だと確定するための検査だから、

いつでも貴女の体調と予定に合わせて行いましょう との事。


その場に立ち会ってくれた夫 Banana と相談した上、

年末年始の休暇を日本で過ごした後、

落ちついてから検査を受ける事にしました。


結果的にはそうしておいてよかった。

この激痛の一部でも、日本での休暇中に残っていたとしたら、

年末年始の休暇の楽しみが半減していたかもしれません。


最初の診断の際は、
「自己免疫疾患」なんて、

日本語で言われてもよくわからない病の名前を英語で聞いても、

さっぱり理解できず、

そばに Banana がいてくれて、本当に助かりました。

病名はその後、分かりやすい英語で説明を受け、

日本語に訳してようやく理解する事が出来ました。


金曜日の検査では、次に何が行われるか、

自分がどういう状況に置かれているのかが分かっていたため、

Banana の通訳なしで一人で検査を受けました。


検査前にリラックスさせようとしてくれ、

英語で話しかけてくれる若いスイス人の看護師さんの気持ちがありがたかった。


医師もまずはゆっくりと目を見ながら、検査を受ける前に、

「何か不明な点や、質問はありますか?」

と問いかけてくれ、前回に引き続き、

「今から行う検査は、キミは怪しい病気ではなく、

大丈夫だと確定するものだから、安心して。

ボクの診断では、99パーセント悪い結果

(舌癌の可能性という意味) ではないと確信に近いけれど、

それを100パーセントクリアにするためのものだから。」

と繰り返され、覚悟を決めました。


実はこの日に検査を受ける事が決まった直後から、

ネットで、日本語で書かれた情報や、

実際に同じ生検を受けられた方のブログを読み、

かなり大変な検査である事は把握していました。


いろんな意味での恐怖を感じつつも、
検査がスタート。

まずは左の舌の裏側、

白斑症が出ている部分に、麻酔のための注射。

既に読んでいたブログによると、

この後にカッターのようなメスが迫ってくるとの事でしたが、

その予備知識があった事もあり、

あまりにも恐ろしすぎて直視はできず、

麻酔の注射の前からずっと目を閉じていました。


約10分程ですべてが終了。

目を開けてみると、目の前には血に染まったガーゼの山と、

切り取った舌の一部という、 数ミリ程の小さな肉片がありました。


医師は、

「こんなに小さな部分しか切っていないから、大丈夫。」

と私に微笑みかけ、

気分を和らげようとしてくれた言葉である事は承知しているものの、

自分の舌の一部だという赤い肉片を目の前に見せられ、

正直なところ、 ショックで卒倒しそうなのをこらえるのがやっとでした。


この生検の結果を見て、

2月に予約を入れているハウスドクターの元で内科的検診と検査を受け、

指の部分の症状と今後の治療については相談予定です。


切られた舌の部分は2針縫われており、

こちらもブログで読んでいた情報通り、 麻酔が切れると激痛が走り、

Banana が付き添ってくれて、そのまま車で帰宅でき、 本当に幸いでした。


金曜日は医師から渡された痛み止めを服用しても、

痛くて眠れないほどでした。


金曜日の朝、検査の前、自宅で最後に食べた、

ちりめん山椒のおむすびの味を既に懐かしく思い出しつつも、

土曜日の朝までは一切食欲もなく、

お昼頃、初めておかゆを作って食事を摂りました。


舌は動いていない時でも常に痛むものの、

病気ではなく検査を受けただけなので、

体の方は元気で、 風邪を引いて寝込んでいる時とは違って、

お腹だけはしっかり空いてきます。

しかし、何かを口に運ぶと、 激痛でまともに食べられず、辛い。


おかゆはクックバッドのレシピを参考に、生姜や昆布を入れて、

卵でとじて美味しいものが出来上がりました。


Banana が大の日本食党な事もあり、

幸いにもスイス生活13年間で、

一度も日本のお米を切らした事がない我が家です。

京都で買い求めてきた美味しい昆布や、紀州の梅干しを添えて、

我ながら、海外ではお贅沢な食材を使い、

いろいろとバリエーションを変えてのおかゆ生活3日目の月曜日です。


ほんの一部であっても、 舌を切るという事は、

食べたり話をするだけではなく、 いろんな事に影響します。

くしゃみをしても、あくびをしても激痛が走る。

動かしていなくても慢性的な痛みが継続し、

舌の裏側が少しでも動くと、更なる激しい痛みを感じるため、

柔らかめのおかゆは舌の表の奥まで入れて、

ほぼ飲み込む形でないと、食事を摂る事が出来ません。


当たり前の毎日が過ごせる事に、

感謝の気持ちを忘れずに生活をしているつもりでしたが、

実際にこんなキツイ体験をしてみると、

健康なのが当たり前だと感じていた日々を、

更にありがたく感じてしまうここ数日です。


検査後、1週間ほどは同じ状態との事ですが、

舌の痛み以外は静かに自宅で療養しているだけで、

大きな病気ではありませんので、

これを読んでくださったみなさま、どうぞご心配なく。


約1週間は外出できず、家にこもっているので、

ブログの更新は意外にもはかどりそうです!


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