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先週、ジュネーブを発車した電車内で、

150万フラン(約1億7240万円)の価値があるヴァイオリンが盗まれるという

盗難事件が発生しました。


Prized violin worth millions stolen on Swiss train(The Local)


盗難の被害に遭ったのは

ウクライナ出身の著名ヴァイオリニストである、

パヴェル・ヴェルニコフ(Pavel Vernikov)氏。

同氏は世界でも有数のコンサートホールで演奏し、

数々の有名な賞を受賞しています。


盗まれたのは1747年に製作された価値あるヴァイオリンで、


ガダニーニ・ファミリーの2代目である

ジョヴァンニ・バッティスタ・ガダニーニ(Giovanni Battista Guadagnini)

によって製作されたもの。

イタリアの有名ヴァイオリニスト

リッカルド・ブレンゴーラも愛用していた名作なのだそうです。


シオン音楽祭の芸術監督を務めるヴェルニコフ氏は

先週の木曜日の午後、

ウィーンからジュネーブ空港へと飛び、

ジュネーブ空港駅で電車に乗り換え、

シオンへと向っていた際に、盗難が発生したとの事です。


ヴァイオリンは


ミラノのフォンタジオ・プロ・カナル(Fondazione Pro Canale)から、

ヴェルニコフバーニコフ(Vernikov)に

半永久的に貸し出されているものだったのだそう。


盗難事件は、列車がジュネーブ・コルナバン駅に

停車したときに発生したようなのですが、

いつも混み合っている駅から、この日も大勢の乗客が乗車し、

人々の乗り降りで、車内はとても混雑していたのだそう。

その数十秒の喧騒の後、

ヴェルニコフ氏は、座席の背後

(自分が座っている座席と、その後ろの座席の間には隙間があるので、

そこにケースなどの荷物を置いている人は多い)

に置いてあったはずのヴァイオリンが消えている事に気づいたのだそうです。


当然の事ながら警察に被害届を出し、

ジュネーブの警察により、報道機関にも発表されました。


ヴェルニコフ氏は、盗んだ犯人も、それが何かは知らず、

価値を分からずに持ち去ったのではないかと考えているようです。



しかし、ちょっとやそっとじゃ動かせない、

重いスーツケースならばまだしも、

そんな価値のある(しかも永久とは言えど、借り物)

大切なものをそんな場所に置いてしまうとは、

ちょっと不注意のような気もしてしまいます。

もちろん一番悪いのは、盗んだ犯人なのですが。


ちなみに同氏は3年前にも列車内で同じ場所に荷物を置き、

財布を盗まれた経験があるのだとか・・。


ニュースが公になった以上、

盗んだ犯人もそのヴァイオリンを売りさばく事はできないと思うのですが、

どうなるのでしょう?

何とかどこかで発見され、無事に戻とよいのですが・・。


安全なスイスではありますが、

駅や電車はいろんな国籍の人々が利用しています。

電車の中(特に電車が長くホームに停まっている停車駅)では、

いかにも "カモ" を探して歩いているようにも見える、

うさん臭い人がうろうろと歩いている光景を目にした事も度々あります。


やはり荷物はいつも自分のそばか足元に置いて、

目を離さないよう、しっかりと気をつけねばなりません。

海外では、電車内の居眠りも禁物です!


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