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とても思い出深い品々が、手元に戻ってきました。

日本のオルゴールと、

習い事の絵付け教室で自らが仕上げた作品。

どちらも先日他界した義母が元気だった頃、

プレゼントとして贈ったものです。


夫 Banana と共に少しずつ遺品を整理し、

義理妹(Bananaの妹)と遺品分けをしているところです。

先日、自分達で運べるものだけを英国より持ち帰りました。


地元のアーティストであった義母は生前、

多くの作品(水彩画)を残していたのですが、

数もかなりあるため、

全てをBananaひとりが引き取る事はできず、

いくつか母への思い入れのある作品数点だけをピックアップし、

後日、他の思い出の品々と共にスイスへ持ち帰る事にしています。


残念ながら義理妹は絵には全く興味がなく、

数十点以上ある他の作品は、

チャリティバザーに出される予定なのだそうです。


前述のオルゴールは、

私が18年前に英国で初めて義母に会った際、

(ちなみに私は当時、Bananaの婚約者という立場でしたが、

その時が英国を初めて訪れた旅でした)

日本からのお土産として、

「何がよいだろうか?」と散々悩んだ挙げ句、

当時住んでいた東京の百貨店で目にとめ、

日本を象徴する桜が描かれている美しいデザインが気に入り、

「これならば・・。」

と思い、贈ったものでした。

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オルゴールの中に入っている曲は「赤とんぼ」

美しい音色を気に入ってもらえ、

その後はずっと、リビングの一番目立つ場所に飾られていました。


絵付けの作品は、

2009年のクリスマスプレゼントとして贈ったもの。


こちらはいつもならば入った事の無かった彼女の自宅の寝室に、

4月に葬儀を終えた後、

なぜだったか? 確か何か探し物をしていて入る機会があり、

たまたま目にし、

(自分自身はそれを贈っていた事をすっかり忘れていたのですが、)

過去にプレゼントしていた事を思い出しました。


彼女の指輪やイヤリングなど、

日常的に身につけていたジュエリーを入れるために使用されていたようです。

ベッドの脇にある、

彼女が愛用していたドレッサーの真ん中に置かれており、

きっと特別なものとして使用してくれていたんだと思うと、

目頭が熱くなってしまい、

義理妹の了解を得て、スイスに持ち帰りました。


普段は入った事のなかった寝室へと導かれたのは、

もしかしたら、

「貴女が持っていてちょうだい。」

という、

義母からのメッセージだったのかなぁ・・

という気もしています。


これを再び絵付け教室に持参し、

彼女がこの世に存在した証、故人の思い出として、

誕生日と没年月日を新たに付け足して、

先生に焼いていただいたものが、

今週参加した教室で完成し、手元に戻ってきました。

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義母にプレゼントを渡した時には、

まさかこれらの品がまた自分の手元に戻って来ようとは、

夢にも思いませんでした。

義母もBananaも、そして私も当時は若かった・・。


西洋の習慣では、故人が亡くなった後、

初七日、四十九日、初盆、一周忌、三回忌など、

日本の仏教のような定期的に故人を偲ぶ習慣や儀式はないため、

こうやって思い出の品を眺めながら、

Bananaと共に義母を思い出し、思い出を語り、故人を偲んでいます。


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