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英国への帰省〜スイスへの帰国を無事に終えた我が家ですが、

実は英国の実家での緊急事態の発生に慌てていて、

パスポートの有効期限・残存期間をうっかりとしており、

スイスへ戻って来る際の入国のルールが危うい状態でした!


10年前に、在スイス日本国大使館に申請し、

切り替えた現在使用中のパスポートの有効期限は今年の4月中旬。

これは既に分かっていた事なので、

ちょうど旅と旅の間になる年末年始の日本帰省から戻った後、

次に予定している3月の英国への旅の合間に

切り替え申請をするつもりでいました。


クリスマスの前に英国への入国のためのパスポート残存期間を確認すると、

満了前のパスポートとの記載で、

入国・出国するのには問題のない残存期間でした。

で、予定通り現在切り替えの手続きをしている最中でした。

今回の切り替えは出張サービスで受領予定で、

その場合に限り、申請を郵送で出来るとの事で、

申請中も現在使用しているパスポートは手元にありました。

先週、緊急で翌日から英国へ帰省が決まった今回も、

上記の英国への入国ルールで問題ないし、

パスポートが手元にあってよかったと安堵しつつ、

チューリッヒ空港を後にしました。


そして、いよいよ英国からスイスへ戻れる日、

ヒースロー空港の搭乗ゲートで係員にパスポートを提示した際、


「最終目的地はチューリッヒなのか?」と問われ、


「そうです。」


と応えると、

彼女は慌ててコンピューターでチェックしはじめ、


「パスポートの有効期限が3ヶ月を切っているので、

スイスを最終目的地として降りるのは問題よ。」


と私に・・。


確かにそう言われると、

ずっと英国への入国の残存期限チェックばかりしており、

スイスへ戻ってくる際の、

スイス入国の残存期限チェックを怠っていました。


しかし飛行機は搭乗が始まり、私の後ろには列も出来ていたため、

こんなところでトラブっている場合ではないと思い、

とりあえず、


「私はスイスでの居住カード(保持しているCパーミット)

を持っているので大丈夫なはず・・。

それに現在、新しいパスポートは切り替え申請中です、」


と答え、

Cパーミットを見せたところ、

更にコンピューターに向ってチェックした彼女は、


「OK. よいフライトを!」


で無事に終了し、。(ホッ)


しかし今度気になったのは、

スイスに入国の際、無事に入国できるのか?

という問題です。

既に機内にいたため、

もちろんiPhoneはフライトモードに切り替えており、

ネットでチェックする事はできません。

そういえば、スイスを出国する際の出国審査で、


「キミのパスポート、有効期限3ヶ月切ってるよ〜。」


と、審査官に言われた事を思い出しました。

その時は、


「ハイ、知っています。

現在、日本大使館にて切り替えの手続きをやってます。」


とだけ答え、何の問題もなく出国したのですが、

スイスを出て英国に向わねばならないという事で

頭がいっぱいで、

スイスへ戻って来た際のスイスの入国ルールをチェックしていない事について、

全く忘れてしまっていました。


チューリッヒ空港に到着し、

内心恐る恐るの思いで入国審査に向い、

パスポートとCパーミットを見せたところ、


「どこから到着しましたか?」


と尋ねられただけで、

パスポートの残存については触れられることもなく、


「ロンドン、ヒースロー空港からです」


と答えると、スンナリとスイスに入国ができました。


新しいパスポートは今週中に受け取れる予定なので、

同じようなドキドキが再び起こるとは思わないものの、

気になってその後チェックしてみたところ、

外務省のサイトには、

パスポートの残存期間は国ごとに異なるため、

居住国の日本大使館に問い合わせとなっていました。


日本の航空会社、旅行会社のサイトには、


"スイスへの入国には、パスポートの残存3ヶ月が好ましい"


と明記されていました。

これは、日本から出発した場合を意味するのだと思います。

"好ましい" という表現がどういう意味合いなのか、

ちょっと理解するのが難しかったのですが、

更に調べてみると、

シェンゲン協定を締結している国々からスイスへの入国には、

"パスポートの有効期間は3ヶ月" 必要なのだそうです!

国籍により、若干ルールは異なるようですが、

今回利用したヒースロー空港は英国(=シェンゲンに参加していない)

国だったため、

スイスへの入国は全く問題はなかったのですが、

これがもしも、

シェンゲン協定を締結している国々からの帰国だったとすれば、

もしかしたら、スンナリとスイスに入国できたのかどうか!?

なんだかヒヤリ・・。

危機一髪だったような気もして、後からビビってしまいました。


Cパーミットを保持しているので、そのまま入国を拒否される事は

なかろうという気もしますが、

入国審査の場でいろいろと説明したり、確認されたり、

そんな無用なストレスを回避できたので、

今回の件に関しては、英国がシェンゲンに参加しておらず、

本当にラッキーだったように思います。


事前から念入りに計画をしている旅ならば時間も余裕もありますが、

今回の我が家の状況では、

目の前に起きている問題ばかりに目が行ってしまい、

パスポートについては予期せぬうっかりでした。


今は新しいパスポートを無事に手元に受け取る事が、

待ち遠しい!(苦笑)


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