
英国へ緊急帰省して4日目が終了。
義母の容態は相変わらず安定しており、
その後、特に大きな変化はありません。
昨日より一般病棟へと移動し、
経過観察中で延期となっていた手術は、
一旦見送りとなったようです。
担当して下さっている看護師さんによれば、
心臓のペースメーカーの手術は状況に応じては、
今後行う事になるかもしれないとの事。
しかし、こればかりはどうなる事やら分かりません。
病気になるという事がいかに大変で、
その病状次第では予定通りに物事が進まない事は、
自分が日本の両親を看病した際に、
嫌というほど病院で思い知らされた事です。
当時は日に日に衰弱していく自分の親の姿を目の当たりにして、
毎日言葉には出来ない悲しみと暗い気持ちで、
一人、病院への道のりを通っていました。
現在の義母の様子を見る限りは、
もしもペースメーカーを埋め込む手術を受けて体調が回復すれば、
もう一度元気になって、リフレッシュした体で、
人生の再スタートを切れるのではないかと感じています。
実際に看護師さんたちやドクターからも、
高齢でありながらもペースメーカーを入れて、
心機一転、新しい人生を謳歌している人が
たくさんいるという話も耳にしました。
また、ブログを読んで下さった読者のS様より、
温かいメッセージを頂戴しました。
S様のおばあさまもご高齢でペースメーカーの手術を受けられ、
現在も93歳でお元気でいられるのだそうです。
S様、お気遣いの温かいメッセージを下さり、
ありがとうございました。
個別でのメッセージをお返しする事ができませんでしたが、
この場でお礼とさせていただきます。
自分の意見では、
義母が手術を受けて元気になって、
もう一花咲かせて、生きている喜びを実感して欲しい
という気持ちが大きいのですが、
今は専門のドクターの判断に任せるしかありません。
Bananaと妹は、私達が到着して以来、
相変わらず直接は顔を合わせていませんが、
お互いにコンタクトは取り合っています。
彼らの母の健康状態を巡り、
その受け止め方と手段、考え方の相違から、
心の溝が深くなりつつある兄と妹ですが、
妹が話し合いの時間を設ける事を避けているようにも感じられ、
今後、義母が元気に退院できた場合の、
近い将来の事についての話し合いの場を持つ事ができないでいます。
スイスと英国は、日本程は距離が離れてはいないものの、
それでも離れた国に住んでいる二人には、
今後どうするかについての話し合いは、
私達が英国にいる今週中に、
少しは進めておいた方がよいと思うのですが、
相手がある事なので、なかなかうまく進みません。
これがすべて日本人同士の間での展開であれば、
私も少しは口出しできたかもしれないと思うのですが、
言葉のみならず、文化や意識、生活習慣の違いなど、
なかなか超えられない見えない壁が
自分の目の前を覆っているようにも感じられてしまいます。
クリスマス前から発生した義母にまつわるいろんな出来事が、
義理の妹の気持ちを追いつめる事にもなっているのかなと、
しばし彼女の立場になって自分を照らし合わせ、
気持ちを考えてみました。
その事をBananaに伝えると、少しは理解してくれたようです。
これから先、まだまだいろんな問題は山積みですが、
なんとか家族で力を合わせて乗り切っていかねば・・
と思っています。
今日も美しい、英国の空でした。
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