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(チューリッヒ・ノイマルクトの帽子専門店、お店の外からショーウィンドウを撮影)


前回まで、アイルランドに到着をした日の様子を綴っていましたが、

今回はちょっと、結婚式の準備の時点にさかのぼって、

スイスでの出来事の話題です。


(続)海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[1]

からの続きです。


実は今回の結婚式へのご招待では、

挙式当日の服装についてのチェックを事前にしていませんでした。

前回のドイツとは招待客の面々は全く異なるので、

教会でのお式では、ドイツでも身に着けたドレス

(前回の結婚式以来、一度も着用していない)でよしとして、

披露宴には、夏のお招きにはピッタリの、

昨年ミラノの夏のバーゲンで購入してきた、

明るいオレンジに近いピンク系のドレスに着替える事にしました。


結果的には、アイルランドの結婚式は、

ドイツで参列をした時よりも、ずっと派手で華やかであったため、

これで正解でした。


今回の結婚式は、カトリックの教会でのお式には200名、

ホテルでの披露宴に300名ほど集まり、かなり盛大で、

他の参列者たちもほとんどが披露宴では別の衣装に着替えている人が

多かったため、

自分はたまたま気分でそうしただけなのですが、

他の参列者たちも披露宴の時の方が鮮やかな色合いを身に着けている人が多く、

ホッと一息というところ・・。


しかし一つだけ気になっていた問題。

アイルランドに出発をする数日前に念のため、

花嫁の母である、 夫 Banana の友人に一応、

当日着用する服装について確認をしてみたところ、

ドレスについては特に考えさせられる点は無かったのですが、

彼女の追加のひと言、

「Apfel はお帽子をかぶってもいいわよ〜」

・・・。


夫と出会い、結婚して英国文化に触れ15年以上。

スイスの場合だと、もっとダイレクトに伝えらると思うのですが、

英国人の習慣とか言葉の言い回しなど、

今までの経験・体験を総合すると、

これは女性は帽子をかぶった方がよいのだろうと解釈をしました。

もちろんアイルランドで、英国の習慣と全く同じではありませんが、

これに関しては一瞬にして、

英国のロイヤルファミリーの結婚式等でかぶられている、

日よけ用のための帽子ではなく、美しい飾りの付いた、

ファッションの一環としてのお帽子の数々の絵が、

頭の中をグルグルと駆け巡りました。


けれどもスイス(ドイツ語園)や

ドイツで参列をさせていただいた結婚式では、

あんなお洒落なお帽子をかぶっている人をみかけた記憶はありません。

かつてはダイアナ妃や、

キャサリン妃が公式の場でお召しになられているものは、

デザイナーの特注で別ものであるとして、

果たしてチューリッヒであのようなタイプの帽子が見つかるのであろうか?

と、不安を抱えながらも、

出発間際の先週のある日、1日かけて、

帽子を求めてチューリッヒの目ぼしい場所を歩き周りました。


先週は再び暑さが戻ってきた頃で、

出かけた日も当初の予報よりも気温が上がり、炎天下の31℃。


最初は帽子屋さんがあると、複数の友人達からの情報を頼りに、

Neumarkt (ノイマルクト)のエリアへ。

目的の帽子屋さんに辿り着き、ショーウィンドウの外から、

「あった〜!こんな感じのだ。」

と、思ったものの、

お店はちょうど夏の休暇中で8月中旬まで閉まっています。

もう一軒も同様。

このエリア以外は帽子専門店は思い当たらないし、

ネット検索をしても表示されないので、ダメです。


今度は街の中心部に移動し、

数店のデパートの中を見ましたが、

置いてあるのは、秋・冬用の、屋外で着用するための帽子で、

オシャレ用のものはひとつも見当たりません。


ウェディングドレスや、カクテルドレスなどを

専門に扱っているお店ならば、あるかも・・。

との意見も友人からいただいていたので、

こちらにも行ってみましたが、このお店も夏休み中。

もう、お手上げです。


「ああ、もう少し早く確認をしておけば、

きっと6月に日本に戻った際に、

銀座辺りで素敵なのが見つかっただろうな〜。

1週間前にチェックしていたならば、

パリできっと、素敵な帽子が見つけられたかも・・。」


と、後悔してみたものの、もう間に合いません。


こうなったらもう、今回は帽子は諦めて、

自分が保持している(日本で購入しコレクションしている)

ヘアークリップを何とかアレンジして、

華やかなヘアースタイルを自己流で作るしかないと決意しました。


ちなみに結婚式で帽子をかぶらなくても、

礼儀に反するという事ではなく、

帽子はあくまでもお洒落の一環に近いようです。


上記の帽子ストーリーにきましては結婚式の当日、

ドイツやスイスや、そして日本の結婚式では目にした事のない、

よい意味での大きなカルチャーショックを受ける事になります。


次は、前回の記事の続きに一旦戻り、

アイルランドでの滞在の様子の記事をはさみ、

いよいよ結婚式参列の様子を綴ってみようと思います。


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