ZLS_2012_Startsprung_4
(写真は Züricher Limatschwimmen より、2012年のリマト川水泳大会の様子) 


先日開催されたストリートパレードと共に、

チューリッヒの町の夏の風物詩の一つでもあるのが、

リマト川の水泳大会です。


チューリッヒ湖の北端から流出し町の中心を流れる

リマト川の水泳大会は市民参加型の夏の催しで、

1945年以来ほぼ毎年続いていた、

歴史あるチューリッヒの夏の大イベントなのですが、

8月23日に予定されていたこの行事が、

今年はあまりの冷夏であったため、中止となってしまいました。


例年よりも少々遅めの日程で設定されていた今年の水泳大会。

川の水温は最低でも21度以上を越えなければならないそうなのですが、

今年のスイスの夏はあまりにも涼し過ぎ、

ここのところ水温が20度上回る事はなかったのだそう。


8月後半を迎えた現在では、

涼しさを通り越して肌寒ささえも感じる毎日で、

とても屋外で水泳大会を開催できる天候状況ではなく

安全性の問題からやむなくキャンセルが決定したとの事。


当初は30日に延期という予備日が設定されていたようですが、

気温回復が見込めず、今年は残念ながら開催されないそうです。


来年2015年は、

8月15日 または 8月22日 に既に予定されています。

Vorschau Limmatschwimmen 2015(ドイツ語)


来年の夏の事を考えるのはあまりにも早過ぎますが、

今年のように寒すぎる夏の日々が続くと、

既に来年の夏への期待も高まります。


自分自身で振り返ってみると、

このブログを定期的にご覧下さっているみなさまはご存知の通り、

7月上旬に夫 Banana の日本短期赴任を終え、

共にスイスへ戻ったのですが、

その後はパッとしないお天気続きでした。


英国から親戚が訪れ、

我が家に滞在していた7月中旬の5日間だけが、

私が今年体験した、唯一の本当にスイスの夏らしい、美しい夏の数日でした。


とはいえ、

友人・仲間同士が集ると必ず出る言葉、


「9月になればもう一度、夏を忘れかけた頃に、

あっつい夏のような、お天気の数日間がやってくる!」


これは決して誰かが保証した訳ではなく、

あくまでも希望的観測なのですが、

例年の夏から秋へ移り変わるスイスの気候で、

毎年体験している人たちならば何となくそう思える、

期待と感覚のようなものなのです。


そしてその後は、ゆっくりと秋が深まって行きそうです。


さすがに9月のリマト川で水泳競技はもはや不可能だとは思いますが、

もう一度湖畔で日光浴ができるくらいの、

快晴の数日が戻ってくる日を待ち望みます。


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