
(記事のイメージ画像。市議会 議員席: Ja <=Yes> / Nein <=No>
/ 2012年 チューリッヒ市議会見学時に Apfel 撮影。)
スイスに関して、またもや気になるニュースです。
その内容とは、
"スイス与党議員が「姥捨山」構想 コストが安いモロッコに
「年金老人」を移住させる・・"
というもので、
国が老人に費やすコストを削減するという構想である事は
一目瞭然な訳ですが、とても気になる内容です。
上記、J-CASTニュースの記事(リンク)はこちら ↓
スイス与党議員が「姥捨山」構想 コストが安いモロッコに
「年金老人」を移住させる(J-CASTニュース)
"姥捨山構想" (うばすてやま)と日本語に訳すと、
かなりインパクトの強い印象なのですが、
これに類似したプランは既にドイツでは実施されており、
同ニュースによるとドイツでは、
認知症の女性が
ポーランドの介護施設に入所したケースも発生しているのだそうで、
「老人の輸出」という表現を使い、
深刻な問題に発展しつつある事を伝えています。
一方スイスの場合、
スイス・フランス語圏のジュネーブの新聞やラジオ
などのメディアで報じられた内容によると、
モロッコ(アフリカ・北部)に老人たち専用の住居を造り、
「年金受給者や亡命希望を断られた人を住ませる・・。」
というのがそのプランであるのだそう。
この構想に関するニュースを読んですぐに、
スイスのどの政党が掲げた案であるか、ピンときた私・・。
予想通りこれは、
スイスの右派である、『スイス国民党』による構想です。
ここから先はあくまでも、
自分がスイスに10年近く住んでみて、
実際に体験したり感じたりした事なのですが、
スイス国民党(SVP)は国内外でも
外国人排斥派として知られる党派でもあり、
同党につきましては
自分も外国人としてスイスに住む人間の一人として、
びっくり仰天させられる法案・国民投票のポスターの数々を
見聞きして来ました。
実際にチューリッヒの市議会を見学してみて目のあたりにした
驚きの体験なども過去のブログ記事でも綴って参りましたが、
(チューリッヒ市議会を見学した際の
カルチャーショックを感じた驚きの体験、過去の記事はこちら
実際に目にしたスイス あの党派のヒトたち ~ チューリッヒ市議会を見学)
しかし私にとっては救いなのが、
同じスイス(自分の周り)でも、
他党の議員や別の党を支持する一般の人々の中には、
スイス国民としてスイス国民党の掲げてきた法案や構想を恥じている・・。
と声にしている人々も多い事が事実で、
スイス人すべてが同党と同じ考えである訳ではありません。
それにしても、
今回もまたまた驚かされる同党による構想・・。
スイス国内の人々の反応はもとより、
今後の海外からの反応も気になるニュースでした。
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