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(スイス・ベルン アール川)



チューリッヒの人々は傲慢・・!?

これ、もちろん私が言っているワケではありません。


このほど市場調査会社
Isopublic によって


スイス人が国内で自分の好きな
都市アンケートが
実施され、

スイスの新聞 SonntagsBlick に掲載された調査結果では

1,056人に自分の好きな都市、

1,326人に好きなカントン(スイスの州)
を調査したところ、

最も好きな都市に ベルン(回答者の16.3パーセント)

最も愛されるカントン[カントン = 州] には

ティッチーノ州 が選ばれたのだそうです。


好きな都市については1位のベルン(回答者の16.3パーセント)

に継ぎ、2番目にルツェルン(約14パーセント)、

3番目がチューリッヒ(10パーセント以下)であったとの事。




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(ベルン市街)



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(ルツェルン カペル橋)



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(チューリッヒ市街とグロスミュンスター)



国民の意見によって1位に選ばれたベルン


ベルン市長のコメントでは、


街が
歴史に満ちあふれ、そして美しいだけではなく、

地元の人々の優しさも大きな理由で、

交通渋滞を緩和させ、大きなイベントを成功させるなど、

様々な試みが実った結果であると
非常に満足をしているのだそう。


ちなみにベルン旧市街は、

ユネスコの「世界遺産」としても登録されています。



1番人気に選ばれたカントン、ティッチーノに関しては、

100点満点のスコアのうち、82ポイントという高いスコアで選出。

先に述べた都市ベルン(=ベルン州)は、州では78点と2番目、

ルツェルン州が3番目、次いでニトヴァルデン州の61ポイント。



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(ティッチーノ州 アスコーナ)



気になる我が町チューリッヒ(チューリッヒ州)。

チューリッヒは世界の住みやすい町の1位に選出された事もあり、

こういったランキングでは上位にランクインが常連で

国際評価の高い都市であるのですが、

スイスの他の地域の人々からの評価はかなり低いというのが現実で、

国内調査では多くの人々により、

"チューリッヒの人々が傲慢である" と
の意見があったのだそうです。


確かに、


チューリッヒは他の州の人々には嫌われている??


とは、スイスに住んでいると時々耳にはする事で、

以前に住んでいた町バーゼルでは、

チューリッヒに関しての感情は他の地域の人々に比べてみると

更にマックスに近かった思い出がいくつかあります。


この調査結果は、

現在チューリッヒ州に住んでいる自分にとっては微妙な結果なのですが、

実際に住んでみると、

(私の住居はチューリッヒ市ではなくチューリッヒ州の町ですが、)

飾り気が無く、特に気さくな人々の多かったバーゼルと比較すると、

確かにそんな感じの人もいたり、そんな人たちばかりでも無かったり・・。

長年住んでいた東京でもそうであったように、

大きな都市にはありがちで、

まあ、人それぞれなのですが・・。


国民感情はスイス国内でもいろいろとあるものだと、

あらためて再認識したニュースです。


City of Bern the Swiss favourite(The Local・英語)




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