3月11日、忘れられない東日本大震災から1年。
尊い命を落とされてしまわれた犠牲者のみなさまのへの
ご冥福をお祈りすると共に、
震災で被災をされました被災者のみなさまへ、
あらためまして、心よりお見舞いを申し上げます。
この日を迎えるにあたり、
一人一人がそれぞれの思いで
「3月11日」という1日を過ごされるのだと思います。
スイスでは日本との時差が(現在冬時間のため)8時間。
従い、
日本時間の午前8時にスイスでは3月11日(午前0時)がやってきます。
地震が発生した 日本の14時46分は、スイスの午前6時46分 です。
正直なところ、
遠く離れたこの状況で日本を思う気持ちはとても複雑で、
現在の心境では自分の思いのすべてを多く語る事はできず、
何か自分に出来る事は無いかとやきもきしながらも、
遠いスイスから被災地にとんでゆく事もかなわず、
静かに日本を思い、
心の中で祈りを捧げながら1日を過ごす事しか出来ないのですが、
今現在、日本からは遠く離れているこの環境においても、
"自分に出来る事" をひとつでもやってゆきたいと考えるばかりです。
日本国内では11日を中心に各地で、
今も尚、ご不自由な生活を余儀なくされていいる被災地のみなさまや
避難をされておられる方々へのご支援、
そして防災や脱原発に関するイベントが等が行われるとの事ですが、
世界各地でも多くの在外日本人たちの手によって、
祈りを捧げるイベントや支援チャリティなどの行事が行われます。
私の住むチューリッヒでもこの日、
日本への義援金を集めるためのチャリティバザーが開催される事は
以前の記事でもお伝え致しましたが、
Charity Bazaar 11.03. 2012
12 bis 18 Uhr
Gemeinschaftszentrum Riesbach Seefeldstrasse 93, 8008 Zürich
関連する前回のブログ記事はこちら ↓
3月11日 チューリッヒ・チャリティバザーのお知らせ
(今回はくす玉を作ってみました)
当日のバザーに出展する「くす玉」をその後、
追加であと2つ作成してみました。

今回は3つ目と4つ目であった事と、
初回の2作品に比べ少し慣れて来た事もあり、
通常の折り紙に和紙を織り交ぜ、
見た目にも少しアクセントを付けてみました。
我が家には本日まで、 英国から訪れた親戚の子供たち
(といっても、もう21歳と、20歳の大学生ですが・・)
が滞在していました。
彼らを眺めていると、
自分の周りにいるスイスの子供たちに比べると、
日本や日本に引き起こった大震災に
あまり興味を示していない事をいつも感じていた私は、
あえて彼らの前で「折り紙」を折り続けました。
若い学生の彼らに、
日本への募金や義援金、
引き起こった災害への関心を強要した事は一度もありません。
それでも、
いつもニコニコと彼らの欧米の文化に打ち解けている
(自分なりにそう努めている)私でも、
今回ばかりは私の日本人としての "アイデンティティ" を見せたい気持ちと、
若い彼らが今は何も感じてくれずとも、
あと数年してもっと大人へと成長した時に、
黙々と日本を思いながら折り紙を折り続けていた私の姿を
いつか思い出し、 何か感じてくれる日があって欲しい思ったから・・。
そして何よりも、
今の日本の事を少しでも伝えたかったからです。
いち早く20歳の女の子の方は私の手元に目をやり、
折り紙を折り続けている理由と、その目的を尋ねてくれました。
私は目の前の(日本の)テレビの震災の特集ニュースの
画面に映し出される映像を見せながら、
今の日本の現状や、今回のバザーの話をしてみたところ、
がれきの残る東北の町の様子に目をやった彼らの顔が、
深刻な表情へと変わってゆくのが分かりました。
完成したくす玉に目を移し、
「とっても綺麗! 売れるといいね・・。」
と元気づけてくれた英国人の彼女は、
「あの "くす玉"、
スイスの人たちもきっと喜んでくれると思うわ!」
と言葉を残し、 今夜英国へと戻ってゆきました。
彼女の残してくれた言葉通り、
スイスの方々にも興味を示していただき、
少しでも多くの義援金が集められる事を願いながら、
当日(スイス時間11日)のバザーに参加したいと思います。









