スイスでの日常生活において、
普段からいつも見慣れているスイスの紙幣「スイスフラン」ですが、
このお札(第8次紙幣)は他の国々の紙幣とは異なって、
デザインが横長ではなく縦長で珍しいケースなのだそうです。

そして現在流通しているスイスフラン紙幣は
世界の紙幣の中でも最も複雑なセキュリティが仕組まれ、
ハイテクな技術を使った偽造防止策が施されており、
"世界で最も偽造が難しい紙幣" でもあるのだそう。
先日、スイスにお住まいになられて
かれこれもう35年という日本人の方とお話をさせていただく機会があり、
スイスの "昔" についてうかがっていたのですが、
「スイスの今は大きく変わったのでしょうね・・。」
というありきたりではありながら "本当にそうなのだろうなー。"
と感じた私のシンプルな質問に、
かつてのスイスを思い浮かべながらいろいろなお話をして下さったのですが、
その興味深いお話の内容の中でも私の関心を引いた事のひとつが、
スイスの紙幣について・・。
「昔はスイスのお札はとても大きかったんですよ。
日本のお財布にお札を納めようとすると入らなくてねー・・。」
と手でそのサイズを示されるその未知のスイス紙幣に興味を持ち、
自宅に戻り早速調べてみたところ、
確かに自分が現在使用しているスイスフラン紙幣とは
イメージが大きく異なるものでした。
ちなみにこちらが1956年~1957年に発行され、
1980年4月まで流通した後、2000年4月末限りで無効となった第5次紙幣。

(500フラン・表)

(100フラン・裏)
30年以上もの長きに渡りスイスにお住まいでいらっしゃる方々は、
当初はこのような紙幣を使用されておられたのだそうです。
ちなみにスイスには第1次紙幣から第8次紙幣までが存在し、
現在私達が使用しているお札は 第8次紙幣 です。
そして上記の件を調べていてたまたま発見した興味深い事実。
スイスには印刷をされ保管をされていたものの、
日の目を見ずに
"発行されなかったお札(第7次紙幣)が存在する"
のだという事。
セキュリティ対策の進んだ第8次紙幣(現在流通している紙幣)が
製造されることが決定したためこちらは発行はされなかったのだそうで、
10・20・50・100・500・1000フランの6種類で1000フラン紙幣を除いて
1976年~1979年にかけて登場し2000年4月まで流通した第6次紙幣
と同じ人物の肖像と関連モチーフが表裏面に描かれていたとの事ですが、
幻の紙幣となってしまったようです。
それらの一部がこちら

(20フラン表= オラス・ベネディクト・ド・ソシュール / スイスの貴族で自然科学者)

(50フラン表= コンラート・ゲスナー / スイスの博物学者)

(100フラン表= フランチェスコ・ボッロミーニ / イタリアのバロック建築家)
これらの第7次紙幣は機密保持のため、
製造後 20年以上 もの間は詳細が公表されず、
2007年になってから初めて、
デザインなどその全容が公開されたのだそう。
【その他上記を含め、第1次から第8次までのスイスの紙幣にご興味がおありの方は
Wikipedia スイスのフラン(日本語) をご参照下さい。】
スイス国立銀行では現在、2012年に流通予定の第9次の新紙幣
(当初は2010年秋から流通予定がずれこみ今年の予定)
に向け着々と準備を進めているそうですので、
予定通りに事が進めば、
【追記&訂正
上記につきまして訂正ニュースが発表され、
今年予定されていた新紙幣は技術上の問題で更に延期となり、
少なくともあと1年はずれこみ、
早ければ2013年の発行 に変更されたとの事です。】
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