日本文化とその習慣のみならず、日本そのものを愛する私の夫 Banana。

周りの友人達からは前世は日本人であったに違いないとも呼ばれ、

本人も勝手にその気になり、(昨年のNHK大河ドラマの影響か?)

かつて自分は坂本龍馬だったかも!?(← イングリッシュ・ジョークです。)

などと "のたまう" 彼。

7年間日本に住み、日本を熟知している夫にも

ニッポンには彼にとってカルチャーショックとも呼ぶべきか、

思いがけない弱点が潜んでいる事があります。


東京滞在中のある日、Banana の強い希望もあり、


「その日のランチはうなぎにしよう!」


という事になり、たまたま立ち寄った都内の老舗のうなぎ屋さん。

うなぎの定食セットはとても美味しくいただき Banana も大満足!

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しかしこのお店で思いがけない 予想外の出来事 が・・・。


これがその日立ち寄った東京のうなぎ屋さんのテーブル席。

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そのお店は老舗のうなぎ屋さんで造りが古く、

そこがまた歴史を感じさせとても魅力的でした。


しかしこちらのお店は造りだけではなく、テーブルと椅子もかなり古い様子。

元々テーブル自体が少し低めの作りである上、

更にテーブルの下に設けられたバッグなどを乗せる棚が邪魔をし、

Banana が座ろうとすると、テーブルの下に足がフィットしない。

窮屈そうにいろんな角度で試してはみるものの、

手足の長い西洋人には足が納まらないのです!

(ちなみに Banana の身長は約175センチで、特別に大柄という体型ではありません。)


日本でも大柄な体型の方はいらっしゃいますし、

特に最近の若い世代の方々はスラリとしていて手足の長い方々も

大勢いらっしゃいますが、

どうやらこの老舗の鰻屋さんにはあまりお若い世代のお客様

は来られる機会も少ないのか?

周りの他のお客さんを見回してみると

みんな普通に足をテーブルの下に落ち着かせ、

くつろいでおかけになっておられるご様子・・・。


結局 Banana は足を横(通路側)に傾けて出し、

随分と不安定な形でお食事をいただくハメになってしまいました!


実はこの逆パターンが私にとってスイスでも度々あり、

典型的な日本人体型である私(身長158センチ)が

レストランで椅子に腰掛けると時として、

足の長い西洋人体型に合わせて作られたテーブルとイスが高すぎ、


"足がつま先までしか地面に届かない"



という事態に陥ってしまう事も・・・。

さすがに足をぶらつかせるお子ちゃま状態とまではゆかないものの、

長時間座っていると、何だか疲れてしまったり・・・(苦笑)


余談ですが Banana は、

日本人が普通に座る畳のお座敷には同様の理由で座れないため、

居酒屋に行ったり、旅館などで懐石料理をいただく際には必ず

『掘りごたつ式』の席か、テーブル&椅子の席を予約します。


やはり Banana は日本では外国人であり、

私はスイスで "ガイコク人" なのだなーと、

思いがけないところで感じる瞬間なのでした。



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