私は8年前までは日本に住んでいた日本人(現在でも国籍は日本)です。

そんな私もスイスというヨーロッパの一国で、

日本とは異なる様々なカルチャーショックを

肌で感じながら生活して来たこの7年半で、

今となっては

日本に戻った際に度々感じる現在の生活環境と大きく異なる一種の戸惑いやら、

分かってはいつつも

ある意味のカルチャーショックを感じてしまう自分がいたりします。


今回の帰省で感じた "分かっているハズ" の驚きが

実は日本の自転車事情。

日本でこのブログをご愛読下さっているみなさまには

当然の事のようにお聞こえでしょうが、

日本では自転車が歩行者と同じ道を通ります。

これが実は今の私にとって、

"分かっているハズ" でありながらの 驚き なのです!


こういう日本では見慣れた光景    ↓ スイスではほぼあり得ません。

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ほとんどの場合は背後から、

 "チリンチリン" と警告しながらゆっくりと走行して来てくれるので、

その場合はこちらも道を空ける・自転車をよける心の準備ができるのですが、

今回の日本滞在中、時にはかなりの人ごみであるにもかかわらず音も無しに、

人ごみの中を走行するにはものすごいスピードで真横を通り過ぎられた場合、

ヒヤリとしてしまった事や、

「危ない!!」

と叫んでしまった事が何度かありました。

日本の場合、自転車専用の道路が設置されていないワケですから、

自転車だけを責める事は出来ない事は分かってはいるのですが・・。


地域により若干は違いがあるのかもしれませんが、

私の住むスイス・ドイツ語圏の町では、車の通る大通りとは離れた場所に、

歩行者専用の道と並行して自転車専用道路が設けられている事が多々あります。

それが無い場合には、

自転車は車と同じ道路を走行する事が法律で定められており、

自転車は歩行者の歩く道を走行する事はありません。

こちらは自宅からさほど遠くはない場所にある郊外の "自転車専用の道"

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自然がいっぱいのこのエリアには、

ローラースケート専用道 も設けられていたり・・。

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それ以外は自転車はこういう状態で車と同じ "道路" を走行。

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(上記写真はすべて夏に撮影)


自転車は歩行者用の道は通れないため、歩行者側からするととても安心。

しかし、実際に車の運転をする夫によれば、

自転車に細心の注意を払わねばならず、

ドライバーの立場からすると自転車走行の多い夏場は

運転にもかなりの注意が必要なのだとか・・。


日本では自転車の駐輪マナーでも大きな問題が発生しているようですが、

久々に帰国してみると久々に帰郷する嬉しい楽しい日本でも、

以前は当たり前であった事に慣れるのに、

しばらく時間を要してしまう現実があったりもします。



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