一昨日の夜、日本から無事にスイスに戻りました。
今回は急遽決定した日本帰省だった事と、
滞在が６日間と短かったためとても慌ただしい日々で、
それに時差ボケも重なり毎日の平均睡眠時間は約３時間。
スイスに戻ってくれば、眠りたければいくらでも眠れるとも思い、
数ヶ月振りの日本での楽しみを無駄にはすまいと目一杯楽しみました。
東京到着初日はいつも出かける有楽町周辺を散策。
まずは新しい電子機器をチェックし、
目にする度に欲しい・欲しいと思ういろんなたぐいの
素晴らしいジャパニーズテクノロジーの数々を見て歩き、
その後、いつも行くアンテナショップで
日本全国から集められた "おいしいもの" を買い込み、
次は日本の本屋さんへ立寄って、
「なるほどー、今は日本でこんなものが流行っているのか～！」
と感心しながら歩いたり・・・。
おそらく日本に住んでいた頃は当たり前の事で、
何のヘンテツもなかったであろう街角ショッピングも、
やけに新鮮で、全く別の世界に思えてしまったりしながら
"日本に戻った事に慣れる" 初日を終え、
翌日は終日、いよいよ待ちに待ったショッピング！
日本で今流行のファッションを研究しながら、
スイスでは滅多に欲しい洋服のない私も、
日本ではついついお財布のひもが緩くなってまい、
危ない、危ないと自重しながらも楽しいひと時を過ごすのが
母国に戻った際の習慣になりつつあります。
今回は夫の同行であった事もあり、
休日は秋の晴天の下、共に鎌倉や東京の下町界隈を散策し、
金曜日には私だけ単独で福岡へ移動。
ヤフードームでのクライマックスシリーズで
ソフトバンクホークスの勝利を見届けた後、翌日早朝の便で東京に戻り、
その次の日の朝にはスイスに帰国。
本当にめまぐるしいくらいにあっという間の1週間でした。
そんな私達夫婦の今回の "日本弾丸トラベル" でしたが、
どんなに忙しくても絶対に欠かさずに日本でいただくものが
二人の大好物であるお寿司です！
今回は日本を経つ前の最終日に、
いつも定宿としている汐留のホテルからもほど近い、築地へ行ってみました。
目的の築地市場は汐留からは都営大江戸線に乗車し一駅、
ホテルからも歩いて行ける距離でもあります。
こちらは夜の築地市場。
日本に帰省する度、一度は朝の活気に満ちた築地を訪れてみたいと思いつつ、
毎回早起き出来ずにいる私達です（苦笑）
築地へは東京に住んでいた頃一度だけ行った事がありましたが、
あまりにも随分と昔の事で、いつもこの程度の灯りだったのか、
節電中で若干薄暗く感じるのか？は定かではありません。
くねくねと曲がる細い路地には、
いろんな小さな魚屋さんやお寿司屋さんが立ち並び、
ただ歩いているだけでもすごく楽しい築地の路地裏です。
眺めているだけでも「美味しそーっ」と声に出てしまう看板や、
お店がいっぱい！
こーんな美味しそうなどんぶりが激安でビックリ！
テイクアウトも出来るのだそうですよ～。
私達が今回お邪魔したのがこちら、"築地寿司清" さん。
こちらのお店、築地店は初めてだったのですが、
実は以前東京に住んでいた頃、
当時の住まいであった赤坂店に Banana と共に毎週通っていました。
私達にとっては懐かしい思い出のあるお店です。
まずはこちら、お通しの白魚（しろうお）。
私の故郷福岡では、春になるとこれを踊り食いする地域もあります。
（今回は踊り食いではありません、念のため。）
その後は季節のおすすめのお刺身をいただきました。
プリップリのボタン海老。
私達がもう１０年近く前に通っていた赤坂店でいつも注文していたメニュー、
アツアツに焼いたホタテにお醤油と七味をかけ、
パリパリ海苔で巻いた "ホタテ磯辺" と、
タコの吸盤焼き。
今回は小振りのタコの足だったようで、吸盤と共にゲソ部分も・・。
こちらもうっすらお醤油に七味をかけていただきます！
どちらも懐かしく美味しい味でした。
お値段がコワくて、普段は簡単には注文できない好物の大トロも、
安心明瞭価格のこちらのお店では安心していただけます。
そしてこちらも大好きなウニとイクラ。
ヨーロッパでも地域によっていただけるアジも、
新鮮獲れたてを生でいただく事はなかなか難しく、
こちらも日本にいる間だけのお楽しみ。
ズワイ蟹も旬ですよね～。
これも私達夫婦の大好物、"あんきも"（アンコウの肝）です。
"あんきも" を美味しそうに食べている Banana をご想像下さい、
ある意味、恐るべき英国人ですよね（笑）
あんきもは冬に日本に戻る際にしか絶対にいただけない旬のモノ！
涙が出そうになるくらい、美味しくいただきました。
このお寿司屋さんでの昔からの我が家の最後のしめは、
"サーモンスキン イクラ ロール"
巻物の中は柔らかいサーモンとパリッとしたその皮がアクセントになっていて、
すし飯の周りはトビコ、そしてトッピングはイクラです。
これがまた大好きで、赤坂のお店に通っていた頃も毎回いただいていました。
冒頭の写真も実はコレ！
日本到着初日に赤坂店に行った際に注文したもの。
もちろん当時の板前さんもお店の雰囲気も変わっていましたが、
美味しいお寿司の味は今も尚、変わらずでした。
築地のお店の板前さんはとても気さくで親切な方で、
私達はスイスから日本に戻って来ている事、
次回は３月までは日本に帰って来られない事などをお話ししていたのですが、
最終日の日本の思い出にイクラをたっぷり大サービスして下さいました。
美味しいお寿司はもちろん、季節の旬のものをたくさんいただき大満足！
あっと言う間に過ぎてしまった今回の日本での滞在。
美しい日本の風景を眺め、美味しい秋の味覚を堪能・・。
しみじみと日本の秋を噛み締めた、
まるで夢であったかのような日本の1週間でした。
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今回は短い滞在だったので慌ただしかったことと
思います。お疲れはでてらっしゃいませんか？
せっかくの帰省ですものね。お寿司はいただきたいですよね。築地寿司清さんのお寿司、と～ってもおいしそう！
お写真からもネタの新鮮さが伝わってきます～。
ご夫婦そろってあんきもがお好きなんですか。
いいですね～好みが一緒で＾＾
来年の春までは日本に帰省されないのですね。
お寿司も暫くおあづけですね。
それにしてもこの短い滞在中の福岡での
野球観戦はやはりあっぱれ！です。
その時の記事を読ませていただきながら、
「え？福岡？」って思いましたが、やっぱり
その情熱はスゴイですよ～。(^_-)-☆