スイス インターナショナル エアラインズ の
"新機材ビジネスクラス" に搭乗しました。
搭乗したのは2011年5月26日のチューリッヒー成田間、
新しく生まれ変わった "LX" のビジネスクラスは
当初の開始予定の４月を少し遅れ、5月6日からスタートしました。
私はスイスー日本を往復する場合、通常はANAの便を利用して
フランクフルトかミュンヘンを経由し日本に帰省します。
通常は航空運賃をお支払いして搭乗するのですが、
今回はスターアライアンスの特典航空券を使用させていただいたため、
日本への便 チューリッヒ → 成田 に関しては7年間のスイス生活で初めて
スイス インターナショナル エアラインズ の長距離便を利用。
（LXはヨーロッパ内ではいつも利用させていただいています。）
座席は昨年ご案内いたしました全日空の新機材・STAGGERED同様、
座席を就寝位置に倒すとフラットなベッドになる機材です。
（ANA STAGGEREDの過去の記事はこちら
→ ANA新機材ビジネスクラス、STAGGERED）
こちらはスイスインターナショナルエアラインズ （LX）の座席
異なる点は座席の配列がANAは１−２−１ に対し、
こちらの座席の配列は進行方向右側は窓側と通路側が交互に１、
左側は1席ずつか場所により並んで２席、真ん中は２席ずつの配列です。
（あくまでも自分が搭乗した際の配列です。）
私の席は進行方向の右側・通路側ソロシートの1席、窓側が物置です。
進行方向に向かって右側の座席には、
窓側に物置の棚がある席と通路側に物置がある座席が
前後交互に並んでいます。
物置のスペースは少々狭め。
そして、座席の前には充分なもの入れや収納スペースが無いため、
（実際には足元の前方にスペースはありますが、
角度が斜めになっており、荷物を平らに収納する事ができず、）
基本的には座席上の荷物の収納スペースに納めなければなりません。
機内でのサービスは、飛行が安定したらまずは飲み物とスナック。
ANAのお皿に盛られたアミューズメントのおつまみに対して
LXはスナック（小型の袋入りのナッツまたはチップス）です。
気になるお食事ですが、
どんなものをご提供いただけるのかとても気になり、
私は和食をチョイスしました。
まずは冷たい茶そばに、
なぜかデザートらしき！？ 桜餅が最初に運ばれて来ました。
この日の前菜はいなり寿司1個、卵焼き、
枝豆とひじきの煮物など、すべてギンギンに冷えた前菜です。
（スイスのスーパーなどで売られているお寿司を口にされた事がある方は
ご経験があるかも？しれませんが、冷え具合はあんな感じです。）
その後は温かいごはんとお味噌汁、それにメインは白身魚の煮付け。
メニューには「サバ」と書かれていましたが、
実際はサバではなく、白身のお魚でした。
前菜のお味はもうひとつでしたが、
メインの魚のお味は機内食としては普通かな（？）というのが感想。
残念な事にみそ汁はひと口いただいてみて、
粉状のものにお湯を注いだみそ汁だとすぐに判りました。
ご飯はかなり柔らかめ。
ですが日本の航空会社ではないので、
そうふまえていただいてみると、充分に美味しくいただけました。
こちらがデザートです。（右下の赤いものはティラミス）
私はいただきませんでしたが、チーズもありました。
このティラミスはとても美味しくいただきました。
その後、いつもANAを利用し慣れた私はサービスの違いを感じたのが、
上記の最初のお食事と着陸前の２度目の軽食の前には
特に食事のサービスがない事。
（アイスクリームは途中で希望者に配っていました）
ANAの場合、例えばおうどんやラーメン、おにぎり、
ホットサンドウィッチ、それに軽食セット等など・・・。
好きな時間にスナックをいただけますが、
こう言ったたぐいの日系の航空会社が行うサービスは無いようです。
もちろんこちらはスイスの航空会社なので、
日系の航空会社のサービスと異なるのは当然といえば当然なのでしょう。
しかし実はこの日初めて、
長距離路線の途中で空腹感を感じてしまいました（苦笑）
離陸前にはパンとヨーグルト、それにハムなど、冷たい軽食。
これはいかにもスイススタイルの朝食です。
（温かいスクランブルエッグは希望者にだけ配っていました。）
シートを倒した状態では撮影はできませんでしたが、
これらの座席がリラックスモードや、
フラットシートに切り替わります。
スイス インターナショナル エアラインズを利用する利点は
チューリッヒから成田まで直行便である事。
当然ながら疲れも軽減できる事は確かです。
キャビンアテンダントの方々も、とても気さくでフレンドリーでした。
私の個人的な感想では全日空（ANA）の方が、
座席の座り心地（寝心地）、座席周りの収納スペースの広さ、
日本的なサービスなど・・。
どちらかと言えば好みだとも感じましたが、
早くて便利な直行便のスイス インターナショナル エアラインズ を利用するか、
ドイツを経由をしてもサービス重視でANAを選ぶか、
今後の航空会社選びには選択肢が増えました。
（追加：2012年5月20日 搭乗時の機内食）追記で、
2012年5月20日に登場したチューリッヒ → 成田の便の機内食です。
今回は洋食（メインは魚）をチョイスしてみましたが、
お料理はとても美味しくいただきました ♪
前菜（2種類から選択）とサラダ。
メインはお魚（サーモン）を選択。
デザート（ラズベリーのムースだったと思います）。
こちらは朝食、この後スクランブルエッグもいただきました。
そして今回も何より、客室乗務員の方々（スイス人 / 日本人 共に ♪）
がとても親切でフレンドリー！
他の航空会社を利用しても感じる事ですが、
搭乗時の乗務員の方々の対応によって、
"アタリ・ハズレ" を感じてしまう事もしばしば・・。
前回は当たり、今回は "大当たり" で、とても快適なフライトでした。
是非また利用させていただきたいと思っています。
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