5月1日(日曜日)チューリッヒにて東日本大震災を支援する
チャリティバザーが開催されました。
これは先日発足した 「リカバリー ニッポン プロジェクト」 の
最初の第一歩の日本支援です。

午前11時より開始されたこのバザー、
開始前にはスイス在住の芸術家たちの作品や、
協賛の企業の商品などが並べられ、準備が進みます。
展示の作品の準備が進むホール。

こちらは本の寄付
及び
販売のスペース
私がお手伝いをさせていただいた日の丸寄せ書きコーナーも、
着々と開始の準備が進みます。

準備の段階から、
折り鶴に興味を
示してくださる
来場者

自宅で少しずつ
折った折り鶴も
役立ちました
こちらは1枚23フランで販売された
「RECOVERY NIPPON PROJECT
(リカバリー ニッポン プロジェクト)」のロゴ入りTシャツ。

バザーの開始前にまずは私もこのTシャツを購入し、
これを着て自分の持ち場の仕事をスタートしました。
11時の開始から30分ほどで瞬く間に人々が集り、
お食事コーナーは超賑わい!



この後、12時半あたりでお食事コーナーには長蛇の列、
日本のお弁当や焼き鳥、パン、そして日本の生ビールなど、
スイス人にも大人気で、開始から数時間程で売り切れ!

お天気に恵まれ、屋外のテラス席も満席です。

展示物と商品販売コーナーも大盛況!

今回のバザーはスイス情報紙に
この日のチャリティバザーが開催される旨が
広告として掲載された事もあり、
来場者のほとんどはおそらく日本人であろう?
と思っていた私の勝手な予想を覆し、
来場者の半数かまたはそれ以上!? が、
スイス人をはじめとする外国人の方々でした。
ここが今回私がお手伝いした日の丸寄せ書き隊のコーナー。

前日の土曜日には、
世界フィギュアスケートの大会で安藤美姫さんが
素晴らしい演技で見事に獲得した金メダル、
そして日本国旗の掲揚にひたすら感動し、
その翌日がこのバザー。
フィギュアの方はテレビで鑑賞しただけですが、
日の丸づいた2日間に、我ながら日本人である事を実感します。


今回のバザーは各グループごとに分かれ、
それぞれのグループがリーダーの元、
その持ち場でお手伝いをしました。
私たちの持ち場は主に、
ご来場下さった方々にお声をかけ、
日の丸の旗や紙に日本へのメッセージを記入していただく事。
紙に書いていただいたメッセージの一部は
後日 YouTube にて今回のバザーの様子と共に
公開される予定です。
午後からは余興でギターの演奏、
(当初はバイオリンが予定されていましたが、
何らかの理由により急遽変更になったそうです)
チューリッヒ女性コーラスグループによる歌、
それにつづいて太鼓の披露、
伝統芸能愛好会の皆さんによる盆踊りなど、
盛大に行われました。
みごとなバチさばきで太鼓をたたく男性。

この方、この日のためにわざわざベルンから
いらして下さったのだそうです!
お次は三味線。
日本人も顔負けです、すごい!!

屋外での余興のフィナーレは盆踊り。

国籍を問わずみんなが即興で参加し、大いに盛り上がりました。
もちろん私の夫も参加しましたよー!
見よう見まねですが、なかなか "さま" になっていました。

今回持ち場の部署で、
お越しいただいた多くの方々とお話しをさせていただき、
私が個人的に特に印象に持った方々は、
既に70歳代とお見受けするスイス人のご夫妻。
私が身につけていた
"ロゴ入りのTシャツ" をとても気に入って下さり、
是非購入したいとおっしゃられ、
サイズについてなどご案内がてら
お話しをさせていただいたのですが、お二人は、
「この5月に、日本にご旅行をされるご予定だ」
とおっしゃり、
世界の人々が残念ながら日本から遠ざかっている今、
一体どうしてなのかとうかがってみたところ、
現在お嬢様が日本にお住まいで、
"何度が旅した事のある日本が大好き" なので、
予定通り日本へ旅行をされるご予定なのだそうです。
それをうかがい、嬉しくて嬉しくて、
ありがたくてたまりませんでした。
今回私がいろんな方々と実際にお話しをさせていただき、
日本人以外の方々で感じた感触は、
この日この場に足を運んで下さった外国の方々は少なからず、
日本にご興味を持って下さっている人たちであったという事。
その中には日本人のパートナーを持つ方、
または日本や文化に興味をもち、
何らかの力になりたいと思って下さっている
「Non Japanese」 である方々・・・。
私達のコーナーで足を止めて下さった方々は、
ほとんどの方々が『折り紙』にとても興味を持って下さり、
それらをご自由にお持ち帰りいただけるとお伝えしたところ、
大変喜んで下さったのも印象的でした。
以前の記事でもお伝えさせていただきました通り、
この日の収益は赤十字を通し、
東日本大震災で被害に遭われた方々への義援金として
日本へ送られます。
フィンランドから日本へは赤ちゃんのミルクが届き、
英国からは赤ちゃん用の抗菌毛布が送られ、
私達はスイスから、
被災地へ直接物資を届ける事は叶いませんでしたが、
こういう形でも、
日本人はもとより国籍もいろいろ、
スイスに住む多くの人々が日本の復興を願い、
なんとか力になりたいと思って下さっている事に、
人々の善意を肌で感じ、慣れない立ち仕事ではありましたが、
とても充実した初夏の1日でした。

次回のチャリティ・イベントは、
8月28日 に開催予定だそうです。


ブログランキングに参加しています。
大変お手数ですが、上の応援の クリック を、
どうぞよろしくお願い致します。
携帯電話からご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
2時半を回っていたので、やはり目当ての食事には遅すぎた
ようで^^;それでもまだまだ長蛇の列が出来てたので
泣く泣く日本食は諦めました。好きな古本を何冊か購入
出来たのが嬉しかったです。しかし盛況でしたね~、私も
外国人の数が多くて驚きました、成功に終わってよかった
ですね!