ブログネタ
海外ニュース3 に参加中!

2011年4月29日はみなさまもご存知の通り、

英国 "ウィリアム王子" と "ケイト・ミドルトン" さんの結婚式、

「ロイヤル ウェディング (The Royal Wedding)」でした。


英国BBCをはじめ各国のテレビ局やYouTubeでは、

このロイヤル ウェディングの様子を開始前からライブ中継し、

私も夫と共に録画しておいたBBCの中継の様子を金曜日の夜に楽しみに視聴。

もちろん英国の家族たちも、この日を楽しみに待ちわびていました。


厳粛な雰囲気の中行われた結婚式の様子はもちろん、

式が行われたウェストミンスター寺院から

バッキンガム宮殿までの沿道はそれは盛大で、

喜びに沸く英国民たちで埋められ、

久しぶりの明るい話題に、湧きに湧いた英国の1日であったそうです。


0429b_unionjacks





こちらはウェストミンスター寺院での結婚式を無事に終え、

バッキンガム宮殿に戻った後、

宮殿のバルコニーからご挨拶にお目見えした英国王子とキャサリン妃。


お二人の「キス」に詰めかけた群衆からは大歓声!

_52412414_011859757-1



英国では、

英王室の男性が結婚式当日に称号を与えられるのが伝統で、

ウィリアム王子は「デューク・オブ・ケンブリッジ (Duke of Cambridge)」

そしてケイト・ミドルトン さんは

ダッチェス・オブ・ケンブリッジ (Duchess of Cambridge)」

の称号をエリザベス女王より与えられ、

ウィリアム王子とケイトさんはご成婚が成立されたその瞬間から、

ケンブリッジ公爵殿下と、ケンブリッジ公爵妃殿下となられた訳です。


ご結婚の前から、

ケイトさんのウェディングドレスのデザインはいったい誰が担当するのだろう?

と、複数のデザイナーの名前が挙がり、

その予想で盛り上がっていたマスメディアでしたが、

ドレスのデザインはかねてから噂されていた予想通り、

昨年逝去した、アレキサンダー・マックイーンの一番弟子であった

英国人デザイナー、 "サラ・バートン(Sarah Burton)"が担当、

清楚でシンプルなデザインの中に上品さと気品が感じられるデザインのドレスは

繊細なレースがとても印象的で、美しい妃殿下にぴったりお似合いの

素晴らしいドレスだと感じました。


英国人デザイナー "サラ・バートンが担当した美しいドレスを身にまとい、

喜びと幸福に満ちあふれた表情が印象的なキャサリン妃殿下。

30885c768a160cbc23e3022008aa90fe



英国ではロイヤルウェディングが行われた金曜日は祝日。

映し出されるBBCの映像には、

バッキンガム宮殿やウェストミンスター寺院の周りで

このウェディングを一目見たいとテントを張って徹夜をして

場所取りをする人々で賑わい、中には、

「Marry me Harry !!」(Harry = 弟のハリー王子の事)

と書いた看板を持ってイングリッシュジョークで盛り上がる若い女性や、

ウェディングドレス姿で現れ、祝福する女子グループも!(← これもジョーク)

英国各地ではこの日、

5000カ所以上の場所でお二人を祝福する「ストリート・パーティ」が行われ、

(ストリートパーティ=人々が飲食物を持ち寄って行われる地元の町内会の催しのようなもの)

1981年に執り行われたチャールズ皇太子と故・ダイアナ王妃の

ロイヤルウェディング以来30年、英国中が歓喜に湧いた日であったようです。


ウェストミンスター寺院にてご結婚式を挙げられる英国王子。

1c7e555e33494ab7d56f54a476b650d8



我が家では、夫の感慨深くテレビの画面に食い入る様子と、




「やはり自分はどこに住んでいても英国人なのだなー。」




とつぶやいた
のも印象的。


夫は30年も前のチャールズ皇太子とダイアナ王妃のウェディングの際は

両親と妹と共にロンドンに住んでおり、

ご成婚の当日のハイドパークに豪快に上がった花火の様子と、

当時の人々の喜ぶ姿をはっきりと覚えているのだそうです。


私はというと、スイスでの毎日の海外生活を送るのが精一杯で、

夫が英国人でありながらも 「英国という国」について

深く真剣に考えてみた記憶はあまり思い当たらなかったのですが、

目の前に映し出される映像で今回のロイヤルウェディングの様子を眺めていて、

王室を持つ「英国」という国の伝統の深さと、

老若男女に関わらず、王室を慕い敬う人々の姿がとても印象的で、

日本ともスイスともまた異なる独特の深い伝統と歴史を感じた日・・・。


9b7307be6cfc5eaf5013094ec37f572c

(今回掲載の写真はすべて、AP通信とロイターのニュース記事の画像を使用させていただきました。)




将来的には英国に住む可能性のある我が家なのですが、

自分がいつか "英国国民の一員" になる日をうっすらと頭の中に思い描き、

この知性と教養に満ちた、若く美しい殿下と妃殿下のご結婚を、

心からご祝福する気持ちでいっぱいです。


ところでちょっとゴシップな話題ですが、

英国ではウィリアム王子(現:
デューク・オブ・ケンブリッジ)の

弟であるハリー王子と、

ケイトさん(
ダッチェス・オブ・ケンブリッジ )の妹・フィリパさんが

一緒に並んでいる姿がとてもお似合いだと噂されており、

第二のカップル誕生!? の期待が密かにかかっているそうです!




  


人気ブログランキングへ

 
    にほんブログ村 海外生活ブログへ



ブログランキングに参加しています。
大変お手数ですが、上の応援の クリック を、
どうぞよろしくお願い致します。



携帯電話からご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです



 人気ブログランキングへ

 にほんブログ村