イタリア・サルデーニャ島の休日 1.

からの続きです。


その後の夕食は、ホテルと提携のある、

リゾートの向かいの地中海料理のお店へ。

開閉式の屋根のこのレストランは、

お天気が良ければ屋根が空けられ、オープン・テラスとなり、

お天気の良かったこの日は屋根が開いていました。

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サルデーニャ料理は、

普段私達がイメージするイタリア料理とは少し異なります。

海が近いので、

魚やシーフードが美味しい事は言うまでも無いのですが、

遠い昔、

フェニキア人が住んでいたこのサルデーニャ州はその後、

古代ローマや古代ギリシア、カルタゴやスペインに統治され、

彼らの独自の食文化は、イタリアとスペイン料理、

そしてギリシアなどの地中海料理をミックスしたような、

独特のメニューになっています。


この日はサルデーニャの白ワインをチョイスし、

前菜に夫も私も 「魚介のマリネの盛り合わせ」、

メインの前の一品には二人とも「からすみのパスタ」

メインに夫は、「マグロのヨーグルトソース」 (郷土料理) 

私は同じく郷土料理の 「ロブスターの煮込み」 を注文しました。


前菜の前にはパンと共に、

薄ーいピザの生地をかまどで焼いたような、

パリパリした歯ごたえのものが運ばれて来ます。


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食前の定番。

パンと共に運ばれる

“パリパリ”

したもの。






この後、どのレストランでも、これをいただく事になります。

お味はとてもシンプル。

“オリーブオイル” と、うっすら “岩塩”の香り。




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 前菜の

 魚介のマリネ

 





これが、「からすみのパスタ」 です。

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“サルデーニャ風” マグロのグリル 

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郷土料理、ロブスターの煮込み

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驚くべき事にこのメインに注文した

郷土料理(ロブスターの煮込み)は、

あえて “室温(なまぬるい感じ)” のお料理でした!

これは、メニューにもきちんと記載されており、

決して冷めたものを出された訳ではなく、

これが彼らの 「スタイル」 であり、

郷土料理なのだそうです。


ロブスターは美味しくいただきましたが、

煮込みだけに、温かくした状態でも食べてみたいなー!

という気がしました。 


デザートは、“マスカポーネチーズとチョコレート” の パルフェ 


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あまりにヘビーだったため、完食できず残念! (←当たり前)

      
心もお腹もいっぱいに満たされ、

休暇2日目の夜はふけて行きました。