スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


雪のチューリッヒ湖


こちらは今朝の チューリッヒ湖 の様子です。

雪が降るのと共に、ずっと霞んでいたチューリッヒ湖ですが、

今朝は久しぶりにチューリッヒ郊外の自宅からも、

夜明けのを眺める事が出来ました。

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降り続いた は一瞬止みましたが、

また降り始めてしまいました。


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さすがに丸2日間雪が降り続くと足元も危険で、

ちょっと外出するのがコワイ・・・。



我が家のバルコニーにも、かなり積もりましたよー!

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こちらは夕方5時過ぎの様子です。

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今年のスイスは、

ちょっと雪が降る日が多すぎのような?気がします。


せめて週末は少しでも、お日様が顔を出すとよいのですが。




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スイスの伝統行事、ファスナハトの季節


今年も、スイス各地でファスナハトの季節がやってきます。

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(掲載の写真はすべて、数年前に撮影したバーゼルのファスナハト)


Fasnacht ( ファスナハト)とは、

この季節に催されるスイスのカーニバルで、

寒い冬を耐え忍んだ人たちが春の訪れを喜び、

みんなで祝うというお祭りで、

通常のお祭りとはひと味異なる、特殊な 「風習」 でもあります。


ファスナハトはそれぞれのスイスの街によって、

毎年別々の日に行われます。


スイスで最大規模で有名かつ盛大なのが、

私も以前住んでいた街、 「バーゼルのファスナハト」

(今年は 2010年2月22日-2月24日まで開催) で、

スイス国内はもちろん、毎年海外から多くの観光客が訪れます。


毎年月曜日の早朝4時、街中の灯りが消えて、

伝統的な、

 「Morgenstraich」モルゲン・シュトライヒ(夜明けの一撃) 

(早朝にバーゼル行われる行進) で、ファスナハトの開始!

このファスナハトの3日間は、

普段はおとなしいイメージのスイス人達が、

まるで人が変わったように、陽気に大はしゃぎます。

人々は 「マスクやお面」 を被り、

特別にあつらった衣装を身につけ、太鼓をたたいたり、

ピッコロを演奏しながら街中をパレード。


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山車(だし)にのって、その山車の上からいろいろなもの、

例えばお菓子や、フルーツ、花などを投げてくれる人。

投げるものはそれぞれのグループによってまちまちですが、

子供達はもちろん、大人も大喜び。

(イメージとしては、山車に乗った人が日本の “餅投げ” をして、

それを拾っている人の様子をご想像下さい。)


下の写真は 「山車」 の上から物を投げている人たち。

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仮装をしてパレードしている人たちが

色んなものを投げてくれます。


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ただとても重要なのは、

見物には 「プラケット」  と呼ばれる有料のバッジを購入して、

洋服のよーく見える位置につけておかないと、

ひどい目にあってしまいます。


このプラケットをつけていない見物者は何ももらえないばかりか、

一見、秋田の “ナマハゲ” のような?風貌をした「ワッギス」に 

紙ふぶきを投げつけられたり、追いかけられて、

洋服の中やバッグの中にまで紙ふぶきをねじ込まれ、

大攻撃を受けます!

(私は一番安いプラケットを付けていたためか、

バッジを付けていても、紙ふぶき攻撃には遭いましたが、

つけていないよりは良いと思います!!


このバッジの収益は、

翌年のファスナハトの運営資金にもつながっているため、

運営側にはとっても重要なのです。


プラケットには数種類あり、

料金により 「金」 ・ 「銀」 ・ 「胴」 に色分けがされており、

料金は各地により多少まちまちですが、

だいたい、8フランからー45フラン くらい。

一番高い金色のものは45フラン前後。


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見え辛いとは思いますが上記の写真、

左胸あたりに付けているのが プラケット” です。

花は山車から投げられたものをキャッチしていただいたもの。


ちなみに チューリッヒ市 (Stadt Zuerich)の

今年のファスナハトの予定は、2/19-2/21 です。


http://www.zueri-fasnacht.ch/ により、

先日、私の住むチューリッヒでは 2/11-2/17 と記載していましたが、


これはチューリッヒ州 〔Kanton Zuerich〕 内での、

それぞれの町が上記の日にちの間のどれかの日にちで行われる

といういう意味だったようです。大変、失礼致しました。)


チューリッヒのウェブサイトをチェックすると、来年はおろか、

2017年までのファスナハトの開催日が掲載されており、

いかにこの行事がスイス人にとって大切であるかを物語って

いるように感じます。


ファスナハトはスイスの人々にとって、

とても重要な伝統行事であり、春を待つお祭りなのです。



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スイスの洗濯事情と洗濯機


先日よりスイス、主にチューリッヒの住宅事情や、

私が実際に経験した、バーゼルの隣人による

カルチャーショックを感じる体験などをお伝えして参りましたが、

今回は住宅情報番外編として、

"スイスの洗濯事情" についてお伝えします。


スイスのアパートメントには、

各部屋には洗濯機がついていない事が多く、

私が最初に住んだバーゼルのアパートメント(2件)

でも、地下にある一台の洗濯機を、

住民たちが交代で使用せねばなりませんでした。


これはバーゼルに限らず、スイスの各所、

特に古いアパートメントや建物では同様です。



洗濯機を交代で使用する方式は様々で、

① 曜日が決められており、
   その日に使用(洗濯)をしなければならない。

② 使用したい日を洗濯機の横にある紙に書き込んでおく
    (希望日の予約制)
 
③ 空いていれば好きな時間に使用して構わない。


等など・・・様々。


ちなみに私の住んでいたアパートメントは ① で、

その前に2ヶ月滞在した臨時のアパートメントでは ②、

友人が住んでいた場所は、③ でした。


私はどうしても、このスイスの洗濯事情だけは譲れず、

部屋探しの際の希望条件として、

「部屋に洗濯機が設置されているアパートメント(マンション)」

希望したのですが、

バーゼル地区(その当時)では、それは少なく、

結局は自室に設置するため、夫が私専用の小型の洗濯機と

乾燥機を購入してくれ、
部屋のオーナーの了解のもと、

部屋に設置する事が出来たのですが、

最初に住んだのは古いアパートメントで、

もともとの部屋の設計に、洗濯機を置くためのスペースと、

その排水システムが無かったため、


見積もりに来てくれた業者さんの判断のもと、

唯一洗濯機の設置可能な場所は、キッチンだけ!

という事になり、

将来引っ越す際には、設置前同様、

元通りに戻して(外して)引き払う事を条件に、

キッチンに設置していただきました。


ご想像下さい、キッチンのシンクの下に、

食器洗い機と洗濯機、それに乾燥機が並んでいる光景を!

英国のBBCなどで放送される庶民的なドラマの中では、

同じような状況を観た事はあったものの、

実際に自分のキッチンがそうなると、 

とても奇妙な!? キッチンになってはしまいましたが、

無事に自分専用の洗濯機を確保する事ができました。


購入した洗濯機はとても小さなサイズだったため、

地下にある洗濯機とは極力分けて洗いたい、

下着や衣類などは自室で自由に使用したい時に洗い、 

シーツやベッドカバーなどのベッドリネンやバスタオル等、

大型の洗濯物は地下の共同用の洗濯機を使用しました。


私に割り当てられた洗濯日は毎週「月曜日」

1週間分のタオルやリネンなどを

週に1度だけ洗濯するのにはとても時間を要し、

しかも重い洗濯物を抱えて、

部屋と地下を何度も行き来するのは結構ハード!


友人から “月曜日” にお茶に誘われても、

「ごめん、その日は洗濯の日!」 

なんて、断らざるおえない時も・・・。

洗濯が理由で友人と出かけられないなんて、

日本ではとても考えられませんよね!(苦笑)


私が住んでいた部屋のすぐ隣りには、

4人家族が住んでおり、

10代のお子さんを2人かかえるお隣りの奥さんは、

洗濯の日は早朝から深夜までほぼ1日中、

それはせわしなく洗濯をしていました。


部屋探しの際に見学したアパ-トメントや、

別の友人が住んでいた場所等、

新しく建築されたアパートメントには

洗濯機が地下に設置されていて、

それぞれ
個別に洗濯機のための小部屋
(洗濯機を置いてある小さな部屋)が

設けられているアパートメントもありました。


ちなみにチューリッヒでも同様ですが、

私達は前アパートメントの教訓を生かすため、

部屋探しの際、新しい建物の物件を中心に見学をしたためか、

チューリッヒ地区では10数件見学したうち、

1件を除く、すべてのアパートメントの部屋には

れぞれ各部屋に洗濯機が設置されており、

どこもとても機能的に見受けられました。


ちなみに下の写真は、

現在私達夫婦が住んでいるアパートメントの

自室に備え付けになっている乾燥機(左)と、洗濯機(右)です。

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スイス製の洗濯機はとても大型、頑丈で機能的!

全自動から、クイックモ-ド、手動モード、

ウール、シルク等、繊維ごとにもモードを設定でき、

温度調節を手動で設定する事も可能。



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衣類の種類によって

自分でモードを選べ、

温度も、

その衣類に適した

温度が選択されます。




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 "スピン”の、

 回転速度まで選べる

 スグレモノ!!







以前、東京に住んでいた当時のマンションには、

ドイツ製の洗濯機と乾燥機が備えて付けてありましたが、

ドイツ製もスイス製と同様、とても優れていました。


数年前に観ていたあるテレビの番組で、

日本に住んでいるドイツ人のカルチャーショックについて

ドイツ人の学生にインタビューをしながら

番組は進んでいったのですが、

そこでは、

日本に住んでみて、一番不便だと思った事という項目で、

「日本の洗濯機は通常、“水” だけで洗うので、

温水への温度調整が出来ないのが不便」 

だと語られていました。 

5年近く前の番組だったので、日本の洗濯機事情も

現在は変わっているのだとは思いますが・・・。


いずれにしても、、日本人である自分が想像もしない事で、


"ドイツからやってきた学生は、カルチャーショックを感じた・・。"


という点に、とても興味を覚えた事が思い出されます。



ところで下の写真は、洗濯用の洗剤ですが、

左が「色もの専用」、右が「白いもの専用」 の洗剤。 

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スイスの主婦達は、洗剤もきっちりと使い分けてお洗濯をします。




話をスイスの洗濯事情に戻して、


では、シンプルに考えて、


『どうしてスイスでは、

各アパートメントの部屋に洗濯機が付いていないのか?』 


というと、


洗濯機の音で、隣人に迷惑がかかるから??


なのだとか・・。


でも、最近の機種は音も静かで問題がないため、

新しく建てられたアパートメントには

洗濯機が設置されているケースが多いのです。


理由を聞いてみると、何ともスイスらしい気もします・・・。


このスイスの不思議な洗濯システムで、

ひとつだけ良かった事は、

他の国々から来られている、夫の同僚の奥さま達と、

洗濯機の話題で意外にも会話が弾む事!

アメリカやドイツなど、

欧米諸国から赴任されて来られている方が多く、

日本人同様、彼女達にとってもこの問題は大きく、

部屋探しの際は、

「週に一度割り当ての選択日は不便」

そして、

「部屋に自分達専用の洗濯機は必須」 
           ↑
欧米人は通常、他人と “スリッパ” の共有さえしないのですから、
 なんとなく納得できます!)


と、みんなで共通の話題を見つけ、

各国からやってきた主婦達の間では、

その話に花が咲き、交流が広がってゆくのでした ♪


それにしても、

洗濯はやっぱり、洗いたい時に出来るのが一番。


スイスの洗濯事情は、



「日本では当たり前の事が、


この国ではそうでない事もある・・」


大きな一例なのです。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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