すっかり暖かくなり、スイスの街をそぞろ歩くのにも
楽しい季節がやって来ました。
以前に、チューリッヒとその近郊の1日チケット
チューリッヒの便利な1日乗車券
についてご案内致しましたが、
今回は 「一見ややこしい印象」 のある、
チューリッヒ周辺の列車の切符の買い方と、
交通のシステムについて。
![27541274_2498008332s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/erdbeere0712/imgs/4/9/49c14f14-s.jpg)
こちらは
列車の切符の
「券売機」 です。
(旧:タイプ)
![27541274_3794921443s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/erdbeere0712/imgs/f/4/f4f657af-s.jpg)
記されている列車の駅リストから
行く先の駅の番号を押し、
料金が表示されたら
お金を投入します。
日本と異なる点は、
操作が先で、お金の投入は最後だという点、
そして、この旧式の券売機の便利な点は、
リストにある町の番号がその 「郵便番号」 である事。
例えば郊外の自宅最寄駅から、
チューリッヒの中心部まで行きたい場合、
チューリッヒ市の郵便番号、「8000」 を押し
片道かまたは往復か、
SBB(スイス国鉄)の
割引カードを持っているか・持ってないないか、
1等車、又は2等車の希望を押すと、
料金が表示され、運賃を投入すれば OK。
(旧式の券売機の場合、紙幣は20フランのみ 利用可、
コインは 5ラッペン以外 は使用可。)
頻繁に行く場所は、郵便番号さえ覚えておけば、
ややこしいドイツ語表記の駅名リストから
名前を探さずに済みとても便利です。
ただこの券売機 (旧式のもの)は
郊外にはまだ存在しますが、
順次新式のパネル式(日本の銀行の振込み機のような形)
に移行中で、
近くの駅も、すべてこのパネル式に変わってしまいました。

(チューリッヒ中央駅 HB に設置されている、タッチパネル式の券売機)

中央駅構内の券売機はほぼすべて、
このパネル式(新式)です。
ドイツ語はもちろん、英語・フランス語・イタリア語と
言語を選んで進めるのですが、
実はこの使用方法がとてもややこしいのです。
実際に観光客だけでなく、スイス人らしき人たちも、
この新券売機の前で
何度も悪戦苦闘をしている姿をみかけます。
私は通常は回数券派なので、
券売機を使ってチケットを購入する事はあまりないのですが、
たまに利用するこのパネル式券売機には
いつも悩まされています!
しかも中央駅の券売機は込み合っており、
機械と格闘中に後ろに並ばれると
更に焦ってしまう事もしばしば・・・。
逆にスイス人に、操作方法を尋ねられてしまう事もあったり!
特にチューリッヒ市内とその近郊には、
割引チケットや周遊など、
いろんな種類のチケットが多く、
何度やっても意外にも単純なチケットを買うための、
最初のステップたどり着くのが一苦労で、
正直なところ、
観光客の方や町に慣れない方々が
このパネル式の券売機を使用してゾーン指定の1日券や、
各周遊チケットなど、
複雑な種類のチケットを購入する事は
私個人的には、あまりおススメはできません。
チューリッヒ中央駅には、
観光客も多く利用する大きな
「チケット窓口 (切符売り場)」 があります。
ホームを背に左側に、
このチケット売り場と観光案内所がありますので、
そちらで購入される方が無難かと思います。
(または、この旧式の券売機が残っているのが、
「チューリッヒ市内のトラムのストップ(停車駅)」 です。
チューリッヒ中央駅の目の前には
トラムの駅が数箇所ありますので、
単純な往復券や片道券など、
どうしても旧式の券売機を使用したい場合には、
そこで購入する事も可能。)
こちらの写真は列車の時刻表と路線図。
行きたい場所と、
乗り換えの駅が
一目で分かります。
このオレンジ色の機械は、
とても便利な回数券ですが、
注意しなくてはならない点は、
もしも万一、刻印を忘れてしまった場合、
それが悪気が無く単に忘れてしまっただけであっても、
一切の問答は無用で、
監視員がチェックに来た場合、
高額の罰金を支払わなければなりません。
通常、近距離の列車やバスの場合、
監視員はチェックには来ません。
(遠距離の場合や特急列車では、制服の車掌が点検に来ます)
基本的には乗客全員がチケットを購入しているか、
有効のパスを携帯しているとの
お互いの「信頼関係」で保たれているからです。
ただし時々不定期に、
特に、
“バスやトラムの場合は、
わざと通常の服装(私服)で数人で車内のチェックに廻ってくる”
ため、
(その人たちはもちろん、IDを携帯しています)
これはもちろん回数券に限らず、
チケットを携帯していない人(購入していない人)、
または回数券の刻印をしていない人を見つけた場合、
その場、最寄りの駅で降ろされ、
高額(80フラン=約7,000円 強)の罰金を払わされます。
(これはチューリッヒに限らず、
以前住んでいたバーゼルでも同様でした。)
乗客を信頼している分、それを裏切った場合には、
大きなしっぺ返しを食らわされるという事です。
これはもちろん回数券に限らず、
チケットをきちんと購入しているかどうかが重要で、
信頼関係で成り立っているスイスでは、
ほとんどの人は監視員や車掌が廻って来ずとも、
切符をきちんと携帯しています。
ちなみに、オレンジ色の刻印の機械の上部に、
「目」のような絵が描かれていますが、
これは、
「監視員が見ていますよー」
というメッセージで、
この目のマークは列車内にも描かれています。
『公共交通』 がとても発達しているスイスならではのシステム。
ルールをきちんと守って利用すれば、
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