スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


チューリッヒの交通システム、切符の買い方


すっかり暖かくなり、スイスの街をそぞろ歩くのにも

楽しい季節がやって来ました。


以前に、チューリッヒとその近郊の1日チケット

チューリッヒの便利な1日乗車券


についてご案内致しましたが、

今回は 「一見ややこしい印象」 のある、

チューリッヒ周辺の列車の切符の買い方と、

交通のシステムについて。


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こちらは

列車の切符の

「券売機」 です。

(旧:タイプ)




  



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記されている列車の駅リストから

行く先の駅の番号を押し、

料金が表示されたら

お金を投入します。







日本と異なる点は、

操作が先で、お金の投入は最後だという点、

そして、この旧式の券売機の便利な点は、

リストにある町の番号がその 「郵便番号」 である事。 


例えば郊外の自宅最寄駅から、

チューリッヒの中心部まで行きたい場合、

チューリッヒ市の郵便番号、「8000」 を押し

片道かまたは往復か、

SBB(スイス国鉄)の

割引カードを持っているか・持ってないないか、

1等車、又は2等車の希望を押すと、

料金が表示され、運賃を投入すれば OK。

(旧式の券売機の場合、紙幣は20フランのみ 利用可、

コインは 5ラッペン以外 は使用可。)


頻繁に行く場所は、郵便番号さえ覚えておけば、

ややこしいドイツ語表記の駅名リストから

名前を探さずに済みとても便利です。


ただこの券売機 (旧式のもの)は

郊外にはまだ存在しますが、

順次新式のパネル式(日本の銀行の振込み機のような形)

移行中で、

近くの駅も、すべてこのパネル式に変わってしまいました。


    画像 108

(チューリッヒ中央駅 HB に設置されている、タッチパネル式の券売機)
 

    画像 111


中央駅構内の券売機はほぼすべて、

このパネル式(新式)です。

画像 107


タッチパネルには、

ドイツ語はもちろん、英語・フランス語・イタリア語と

言語を選んで進めるのですが、

実はこの使用方法がとてもややこしいのです。


実際に観光客だけでなく、スイス人らしき人たちも、

この新券売機の前で

何度も悪戦苦闘をしている姿をみかけます。

 

私は通常は回数券派なので、

券売機を使ってチケットを購入する事はあまりないのですが、

たまに利用するこのパネル式券売機には

いつも悩まされています!

しかも中央駅の券売機は込み合っており、

機械と格闘中に後ろに並ばれると

更に焦ってしまう事もしばしば・・・。

逆にスイス人に、操作方法を尋ねられてしまう事もあったり!



特にチューリッヒ市内とその近郊には、

割引チケットや周遊など、

いろんな種類のチケットが多く、

何度やっても意外にも単純なチケットを買うための、

最初のステップたどり着くのが一苦労で、

正直なところ、

観光客の方や町に慣れない方々が

このパネル式の券売機を使用してゾーン指定の1日券や、

各周遊チケットなど、

複雑な種類のチケットを購入する事は

私個人的には、あまりおススメはできません。


チューリッヒ中央駅には、

観光客も多く利用する大きな

「チケット窓口 (切符売り場)」 があります。

画像 123


ホームを背に左側に、

このチケット売り場と観光案内所がありますので、

そちらで購入される方が無難かと思います。

(または、この旧式の券売機が残っているのが、

「チューリッヒ市内のトラムのストップ(停車駅)」 です。

チューリッヒ中央駅の目の前には

トラムの駅が数箇所ありますので、

単純な往復券や片道券など、

どうしても旧式の券売機を使用したい場合には、

そこで購入する事も可能。)



こちらの写真は列車の時刻表と路線図。

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これを見れば、

行きたい場所と、

乗り換えの駅が

一目で分かります。

 




このオレンジ色の機械は、

先日もご案内しました回数券用の日付と時間の刻印機。

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とても便利な回数券ですが、

注意しなくてはならない点は、

もしも万一、刻印を忘れてしまった場合、

それが悪気が無く単に忘れてしまっただけであっても、

一切の問答は無用で、

監視員がチェックに来た場合、

高額の罰金を支払わなければなりません。

 

通常、近距離の列車やバスの場合、

監視員はチェックには来ません。

(遠距離の場合や特急列車では、制服の車掌が点検に来ます)

基本的には乗客全員がチケットを購入しているか、

有効のパスを携帯しているとの

お互いの「信頼関係」で保たれて
いるからです。


ただし時々不定期に、

特に、

“バスやトラムの場合は、

わざと通常の服装(私服)で数人で車内のチェックに廻ってくる”

ため、

(その人たちはもちろん、IDを携帯しています)


これはもちろん回数券に限らず、

チケットを携帯していない人(購入していない人)、

または回数券の刻印をしていない人を見つけた場合、

その場、最寄りの駅で降ろされ、

高額(80フラン=約7,000円 強)の罰金を払わされます。


(これはチューリッヒに限らず、

以前住んでいたバーゼルでも同様でした。)



乗客を信頼している分、それを裏切った場合には、

大きなしっぺ返しを食らわされるという事です。


これはもちろん回数券に限らず、

チケットをきちんと購入しているかどうかが重要で、

信頼関係で成り立っているスイスでは、

ほとんどの人は監視員や車掌が廻って来ずとも、

切符をきちんと携帯しています。


ちなみに、オレンジ色の刻印の機械の上部に、

「目」のような絵が描かれていますが、

これは、

「監視員が見ていますよー」

というメッセージで、

この目のマークは列車内にも描かれています。


『公共交通』 がとても発達しているスイスならではのシステム。

ルールをきちんと守って利用すれば、

とても便利で、快適なスイスの列車と交通網です。


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小説ハイジはパクリだった!?


なんだかショックなニュースを発見!

今日の読売新聞の記事をご紹介します。

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「アルプスの少女ハイジ」原作に盗作?疑惑

4月13日10時51分 配信


スイス人女性作家ヨハンナ・シュピリが1880年に書いた小説「ハイジ」が、その50年前にドイツ人作家が書いた別の作品によく似ていると若手文学研究者が指摘、スイスメディアは、「ハイジの“父親”はドイツ人だった」などと大きく報じている。

 この小説はアニメ「アルプスの少女ハイジ」の原作で、騒ぎのきっかけは、ドイツで活動する文学研究者ペーター・ビュトナー氏(30)が、ドイツ人詩人・作家のヘルマン・アダム・フォン・カンプが1830年に発表した「アルプスの少女アデレード」と題する作品を偶然見つけたこと。

 この作品の主人公の名前アデレードは、ハイジの本名(アーデルハイド)とそっくりなうえ、作品の筋書きや描写もシュピリの原作小説と酷似しており、シュピリが、この作品を下敷きにした可能性が高いという。

 スイスのフランス語紙「バン・ミニュット」は、
「ハイジは盗作。神話は崩壊した」と報じるなど、スイス国内で波紋が広がっている。

(YOMIURI ONLINE)


これって事実だとしたら、

ちょっとスイスのハイジのイメージが壊れてしまいますよね・・・。



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スイスの湖畔の城下町


チューリッヒ湖畔の町、ラッパーズヴィル

からの続きです。



こちらが、

ラッパーズヴィルの古城 (Schloss Rapperswil) です。

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ここからが城内への入り口。

厚い石の壁が 「中世」 の様子を想像させます。


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お城の敷地では、

鹿たちが元気良く駆け回っていました。

   
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ちゃんと、立派な角 (ツノ) のある鹿たちです!


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これは小鳥達のための “巣箱"

(鳥達が巣を作るため、人間が設置したもの) です。 


こういう自然や環境に優しい姿を見るたびに、

「スイスに住んでいるのだなー。」

とあらためて感じたりも・・・。

    P3210893




ラッパーズヴィル城は1229年 (日本では鎌倉時代)

に建てられ、
三角形の平面を持つ城で、

主塔と1988年に修復された2つの塔があり
ます。

P3210899



この地には約5千年前から定住が始まったとされていますが、

この町が歴史上現れたのは、

お城が建てられた1229
年頃の事であったそうです。




お城から旧市街へ下る道。

P3210886


   
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お城のすぐ下には

ワインのための葡萄の木々が眺められます。

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実はこの周辺や、

我が家もあるチューリッヒ湖の “ゴールドコースト”

と呼ばれている地域は
日照時間が長く、

北部スイスでは比較的暖かいため、

意外にも “ワイン作り” が盛んなのです。


スイスで 「バラの街」 と知られるラッパーズヴィルには、

3つのバラ園があり、

600品種、1万5千株ものバラが植えられています。

初春の現在はまだバラを見ることは出来ませんでしたが、

初夏になると、このバラ園に多くの人々が訪れます。


バラの咲く時期に是非また訪れてみたい、

チューリッヒ郊外の、ラッパーズヴィルの町です。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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