スイスの街角から

スイス在住 23 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


スイス海外生活、いよいよ7年目に突入!


日本ではゴールデンウィークの真っ只中である本日、

5月3日は我が家にとっては有る意味の記念日。

スイスでの生活が丸6年を経過し、

今日から海外生活がいよいよ7年目に突入しました。


ひと言で「6年間」と言ってしまえば、

なんだかとても簡単な響きなのですが、

まあ、それはそれは本当にいろいろな事がありました。


スイス生活1年目には、

(当時は)なかば「これって、ガイコクジンン イジメ!?」

とも思えてしまったスイス人の隣人とのトラブル。

そしてある日には買い物途中、お店の方の勘違いから、

ドロボウに間違えられそうになった事も・・・。


スイスでの生活にもようやく慣れてきたと思っていた2年目に

日本の母(私の実母)が他界し日本へ緊急帰国。

その後1年近くは精神的に立ち直る事が難しく、

体調も優れず、ほぼ半年間はスイスで引きこもり状態。


ようやく元気になりかけた頃、

夫の会社の健康診断で、ある箇所に問題が見つかり手術。

その翌年には、私のポリープ摘出手術。


夫と私、それぞれが受けた手術は全く自覚症状もなく、

普通に元気に生活を送っていた中、

定期的に受けた健康診断で発覚。


初めて体験した海外での手術そして入院。

これは有る意味、西洋医学と東洋医学の違いで、

日本の医療関連に詳しい友人に言わせると、

おそらく日本だと、

「経過観察となる程度だったのでは?」

との事なのですが、こちらの医療は、


疑わしくはすぐに手術をして完治させる(⇒ その方が安心)


という考え方なので、

我が家のように今後も海外転勤の可能性が高い家庭では、

この先の将来、今後どの国に行くか?

そして、

今後どこに住むか未定である・・という事を考慮してみると、

医療水準の高いスイスで思い切って無駄なものは取りはらって、

安心しておいた方がとの思いから、夫も私も手術を受けました。


その後幸いに二人とも元気に回復し、

夫のスイス国内での転勤が決まり、

以前住んでいた町からチューリッヒに引っ越して来て、

チューリッヒの「水」と「環境」は

自分のライフタイルに合ったようで、

こちらでの生活も早3年以上が経過しました。


なんだかんだであっという間の6年間だったワケですが、

今でも思い出す、スイスに到着して初めての頃、

その当時はまだ “ブログ” とか、

“コミュニティ” での交流などは発達しておらず、

全く知り合いもいなかった私はインターネットを通し、

スイス在住者のネットワークの メーリングリストに参加。


ある日同じメーリングリストに登録している方から、

その頃住んでいた住まいからさほど遠くない場所に

「日本人の知人がいるから連絡をしてみたら?」

と連絡先を教えていただき、

ドキドキしながら見知らぬ日本人の方にお電話。


今思えば、

私がどんな人間なのかも全くわからないにも関わらず、

「同じスイスに住む、日本人である・・・」

というだけの共通点で本当に親切にしていただきました。


その女性は物腰のやわらかいとても素敵な日本人女性で、

ご自宅へお茶に招待して下さり、

初対面でありながら造りのケーキを焼き、

また数名の別の日本人の方々をご紹介してくださいました。


その日にお会いした日本人の女性は

みなさんスイス人の旦那様とご結婚をされ、

10年以上、中には20年以上も

スイスに住んでいらっしゃる方もおられたのですが、

その時その場にいたある一人の女性が放った

今でも忘れられない言葉、


「私はまだ、スイスでの生活が7年目 だから、

ワカラナイ事ばっかりなんですよー!」


そばにいらっしゃった長年スイス在住の別の女性は、


「アナタ、昨日・今日来たばかりの人にまだ7年って、

何を言っているのー!!」


とたしなめて下さり、その時は私も、


『7年近くもスイスに住んでいて、

一体何を言っているのだろう!?』


と正直なところ思ったのですが、

今自分がその状況に立ってみて、

彼女の言った言葉の意味がそれはよーく理解できるのです。


昨夜ふと思い出し、読み返してみた本。

これは私が7年前にスイスに初めて来た時に

最初に購入した本です。


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P5038909



このご著書は「スイス・ドイツ語圏」で

生活をされている10人の日本人女性たちが、

その長年に渡るスイスでの海外生活や国際結婚について、

そして、ご自身のご経験や考え方などを

エッセーに綴っておられるのですが、

あらためて読み返してみると、

7年前に読んだ際には自分が到底予想もしなかった事や、

当時は『そんなだっけ??スイス!?』

と思っていた事が、

今ではうなづきながら、共感しながら、

みなさんこの国でいろんなご経験を積まれながら、

頑張ってこられたのだなーと、

自分の中では

ようやくスタートラインから出発したばかり?

のような気もする自分の海外生活を思い返し、

感慨深く感じたりもするのです。


スイスは私にとって、とっても不思議な国で、

よーく判った事もあれば、まだワカラナイ事もいっぱい!!


私がそれまで理解していたところのアメリカや、

夫の母国英国(イギリス)など、

“欧米”のイメージとは少し異なる「スイス」という国が、

有る意味特別なのか・・・?


留学で滞在していたカナダでは全く感じなかった

カルチャーショックはこの国では今でも日常茶飯事に起こり、

いまだによく理解できない事もありますが、

これからもスイスに住んでいる『外国人の視点』で、

観光だけではなかったスイスの、

ヴェールに包まれたいろんな面に少しづつ触れながら、

このブログでもお伝えして参りたいと思います。




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チューリッヒ湖の湖水プール、一足お先にご案内!


写真はチューリッヒ郊外の自宅から程近い、

チューリッヒ湖に浮かぶ湖のプールです。


(写真はすべて、昨年・2009年の7月に撮影したもの)

 P7261639


P7261597



夏も近づいてきたスイス、

今日は一足早く、チューリッヒ湖の湖上に浮かぶ、

Strandbad (屋外プール)の様子をご紹介します。


この 「屋外プール」 は夏の期間だけオープンされ、

湖で泳ぐ事の出来る、いわゆる 「市民プ-ル」。

チューリッヒ湖畔の至る町では夏季になると、

このような “湖水プール” がオープンします!


(自宅の最寄の市民プールは、

毎年5月1日からオープン予定となってはいますが、

昨日・今日とあいにく雨模様のチューリッヒ地方。

今年のオープンは、数日先になりそうです。)



P7261661


自宅近くのこの屋外市民プールへの入場料は 3フラン。

日本円に換算しても、一人たったの270円程。


プールは「湖 」(チューリッヒ湖) に隣接し、

芝生に囲まれた広大な公園内に設置されています。


プールの水は “湖水” で、

湖との境には仕切りがあるため、

子供達もそのロープ内で泳ぐ事が出来て、安心!


P7261599



泳ぎに自信のある人たちは、

仕切りの外側の “湖” の遊泳エリアで泳ぐ事も可能で、

プールの営業時間内はまるでハワイの海!?

さながらにライフガードが常駐し、

ちゃーんと見守ってくれているため、とても安全。


湖にはジャンプ台も設置されていて、かなり本格的です。

P7261620



実際に湖で泳いだ私の夫と、

英国から訪問していた私たちの親戚の女の子によれば、

この湖で泳ぐ感触は、

海ともプールとも異なる、独特の感じがするのだとか・・・。

すぐ隣りにはアヒルや白鳥など、

水鳥(みずどり)たちも泳いでいるため、

少し鳥のにおいもするのだそうです。

(ちょっと、コワイような気も・・・!?)



P5170684



このプール(公園)の営業時間は、

夏場は朝9時から夜9時まで。

ヨーロッパの夏場は日が長く、夜10時近くまで明るいので、

土・日のみに限らす仕事帰りの人たちが

平日でも気軽に楽しむ事が出来ます。 

P7261640



敷地内にはバーベキューエリア、

小さな子供達のための浅いプール、

卓球・バスケットボール・ビーチバレーボールなどを

楽しめるエリアもあり、
 
私のように湖で泳がない人たちも、

芝生の上で日光浴をしたり、 パーク内で球技を楽しんだり、

思い思いの休日を過ごす事ができ、

お天気が良ければ1日中いても飽きる事はありません。

P7261635




自宅近くのプールでは、

一方ではアルプスを眺めながら、

また反対側には一面に広がるぶどう畑 (ワイン用)

を眺めながら遊泳できます。

P7261644


(チューリッヒ湖の私の住んでいる沿岸は、スイス国内では

イタリアとの国境のティッチーノ地方に次いで日照時間が長く、

年間を通し好天気の日が多いため、

国内ではワインの収穫量がかなりの量を占めています。)




チューリッヒ湖半に点在するこの湖水プール、

夏場でもお天気の悪い日や、

水温の低過ぎる日にはクローズされますが、

その日のオープンの状況と水温は、各プールにて確認可能。


今年の夏も太陽の下、

この湖水プールでのんびりと過ごす日が、待ち遠しい限りです。



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スイスの春の散歩道


昨日はいつもとは違う自宅付近の農園の周りを散策。

こちらはいつもご紹介している

牛や馬達のいる農場とは異なり、木々の並ぶ農園です。

P4288655



共通しているのはここが大都市、

チューリッヒから20分程の郊外にある、住宅地の一角である事。


P4288641



周りには、

大きなリンゴの木々が並んでいます。


P4288644


    P4288649



郊外の自宅の周りには、

大きな道路の裏手に行くと、必ずと言ってもよい程、

このような 「散歩道」 ともよべる遊歩道が続き、

車を避けてのんびりと散策ができます。


P4288642



とても静かなスイスの町の昼下がりです。

聞こえてくるのは小鳥達のさえずりと自分の足音、

そして、

時々響き渡る教会の鐘の音だけ。


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こんなにのんびりとした気持ちでタンポポを眺めたのは、

随分と久しく無かったような気が・・・。


  
P4278692



脇道には、名前も知らない野花も咲いています。

   P4191558




下の花々は住宅の脇に植えられている小花たち。


P4278642


P4278656



都会暮らしの方が自分の性には合っていると思っていたけれど、

道端に咲く名前も知らない野の花を眺めながら、

知らず知らずのうちに、

郊外のこんな田舎暮らしも、“そう悪くはないのかも?”

と思ったりしている自分がいます。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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