スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


フェニキア人のノーラ遺跡・サルデーニャ 6.

どこまでも続く紺碧の海、サルデーニャ島 5.

からの続きです。


カリアリ空港から約30分、滞在先のキアビーチと、

空港までのちょうど真ん中あたりの、

プーラという小さな町のすぐそば、カポ岬の近くに

NORA(ノーラ)の遺跡 「Rovine di Nora」 はあります。

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もしかしたらこの辺りは、

日本人はまだそう多くは足を踏み入れてはいないのかも?

しれません。


事前に情報を仕入れようと、

ガイドブックを見たり、インターネットで検索したりしましたが、

そうそうに詳しい情報を収集する事が出来ませんでした。


ここはかつて、

フェニキア人、カルタゴ人、そして古代ローマ人たちが、

その住居の拠点とした場所。

その当時の浴場、劇場、そしてモザイク模様の床などが

廃墟となり残っています。

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古代ローマの時代から今も尚残る、

入浴場の跡や劇場の跡は、

その当時のフェニキア人や、古代ローマ人たちの

生活の様子が目に浮かぶようで、

歴史好きの私にとっては感慨深いものがありました。


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遺跡のすぐ近くにはノーラのビーチ(公共のビーチ)があり、

くつろぐ地元の人で賑わっていました。


画像 031



サルデーニャ島は、2007年の夏の休暇に引き続き、

2回目の滞在でしたが、

手付かずの大自然と美しい海、

新鮮な魚や素朴な素材の味わいを活かした

郷土料理は素晴らしく、

そして、フェニキア人の血を受け継ぐ、

どことなくエキゾチックで美しい顔立ちの人々。


美しいこの島で、

温かいホスピタリティでもてなしてくれ、

とても責任感が強く、働き者のサルデーニャの人々は、

私達夫婦を魅了してくれました。


是非また、のんびりリゾート休暇に訪れてみたい、

サルデーニャ島なのでした。


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(サルデーニャ旅行の他の記事)

イタリア・サルデーニャ島の休日 1.
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50976378.html


郷土料理・サルデーニャ島の休日 2.  
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50976391.html


イタリア サルデーニャ 3.カリアリの街 
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50976693.html


地中海、砂に咲く白い花・サルデーニャ 4.
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50976750.html


どこまでも続く紺碧の海、サルデーニャ島 5.
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50977242.html




どこまでも続く紺碧の海、サルデーニャ島 5.

地中海、砂に咲く白い花・サルデーニャ 4
http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/archives/50976750.html

からの続きです。


滞在5日目のこの日は絶好の  “ドライブ日和”

早速車で出かける事に。
 

ホテルのある 「キア」 (Chia) から海沿いに車を走らせます。


この辺りは道路脇の各所に “ビューポイント” が設けられ、

サルデーニャ島・南部の紺碧の海と、

大自然の姿が眺められます 。

 

言葉を失う美しさ! どこまでも続く七色の海  

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下の写真の景色をはじめ、

写真の各所に 「白い塔」 のようなものが見受けられます。

最初、これは灯台なのだろうか??と思っていたのですが、

実はこれ、

かつて他の国に統治されていた頃に使用されていた

「見晴し台」 なのだそうです。

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敵が攻めて来た場合、ここから見渡せるという、

日本のお城の見晴し台のような役割をしていたようです。

古代ローマをはじめ、カルタゴ、スペインなど、

他国に支配されてきた、「サルデーニャ島」 の歴史を感じます。



ドライブから戻った後は、

「サルデーニャ産」 の ローカルビールで喉をうるおしました!

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次回は、フェニキア人の遺跡、 『NORA』 (ノーラの遺跡) 

(サルデーニャ紀行・最終章) に続きます。
  

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スイスの街角情報と共に、

ヨーロッパを中心とした旅行記も

こちらにアップして参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

TREview

スイスの移民の事について、ちょっとだけ。

ドイツ語の勉強再開に伴い、あらたな学校探しをはじめると、

特にこの春先は、

7年前に初めてスイスに来た頃の事を
思い出します。


スイスに来て間もない頃、

バーゼルのドイツ語学校に通いました。

日本に赴任する前はスイス本社勤務で

バーゼルに住んでいた経験のある夫には、

知人や友人は数人はいたようですが、

ドイツ語の勉強はおろか、

ドイツ語に携わる事が全く初めてだった私には、

最初の約3ヶ月間は知人も友人も相談できる人は全くおらず、

頼れるのも夫だけという状態でした。


学校選びは数ある学校のうち、

どこが良いのか到底予想もつかず、

夫の勤務する会社の担当者の意見を踏まえた上で、

政府公認のドイツ語学校の、

インテンシブコース(短期集中コース)に

約2ヶ月半通う事にしました。


その学校は地元の人たちの間でも

信頼度の高い学校だったのですが、

ドイツ語のレッスンというより、本当に学校形式で、

クラスは12~13名と、

ドイツ語学校にしては多人数制。


そして、その学校は政府公認の学校であったため、

スイス政府が受け入れている移民
(=学校の費用はスイス政府)

負担で通っている人達が多く、クラスメイト達の国籍もいろいろ。


トルコ、コソボ、クルド人、ベトナム、タイ、レーシア、

そして私、日本。
 

現在住んでいるチューリッヒでは、

圧倒的に東ヨーロッパからの移民の方々が多いのですが、

バーゼルではトルコからの移民が大多数でした。


他のアジアから来ていたクラスメイト、

マレーシア人とタイ人は私同様移民としてではなく、

結婚を機にスイスに住む事になり、

ドイツ語を勉強しようと思ったようです。

 
ベトナムから移民として来た彼は、

奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんのお父さんで、

希望を求めやってきた新しい国で、

家族を守るために必死でドイツ語を勉強し、

早く仕事を見つけて働きたいというそのまじめな姿勢が、

近くで見ているだけでとひしひしと感じられました。


私を毎日悩ませたのは、トルコ・コソボ・クルド人の生徒達。

彼らの母国の背景には、民族紛争・戦争など、

歴史的背景がとても複雑な事は知識として有りましたが、

驚くほどにお互いに対しての闘争心が強く、

毎日休み時間になると、

この3カ国のクラスメイト達の間でどちらからともなく、

喧嘩に近いような強い口調の言い争いが始まり、

彼らの言葉で争っているため、

私には何を言い争っているのかは分かりませんでしたが、

ともかく仲が悪く、本当に参りました。


特に、トルコ(男性) VS コソボ(女性) 

顔を見合わせれば喧嘩ばかり。

トルコの男性がドイツ語と母国語で何かをいうと、

コソボの彼女は英語で反論。

私は話の内容は英語しか理解できず、

コソボの方しか聞き取れませんが、

どうやらけしかけているのは、いつもトルコの男性。


“それは民族間の争いとは限らないでしょ!” って

言われればそれまでですが、

その場に居た私には、どう見てもそう感じられてしまいました。

 
理由も無いのにけしかけているトルコ人の彼に、

コソボの彼女も闘争心むき出しでかなり過激。


私とベトナム人の彼の席は、

ちょうどいつも喧嘩をする2人の席の間に位置していたため、

両サイドからの激しい応戦に対し、

まるで間に建てられた『壁』のようで、

なんだか気持ちが落ち着く事のない毎日。


クルド人の彼は普段はとても物静かで、

トルコ人の彼以外の

他のクラスメイトと争う事はありませんでしたが、

うちに秘めた闘志がとても強く、

先生がつけたテストの評価が、

AーEの例えば平均の C だったとすると、

自分にはそれよりも高い B をつけてもらえる実力があると、

平気で授業中に先生に抗議をするし、

スイスで生活する上での、「外国人として不便な事」 という

テーマを話しあった際に、

“外見と出身でテ〇リ☆トだと思われる事が不満” 

などと発言し、私たちを仰天させる事も・・・。
 

それはその通り、

母国(=土地) を持たないクルド人という立場でありながらも

民族に誇りを持ち、

本当にまじめに生活している彼にすれば、

気の毒な事だとは思うのですが、

学校の授業の一環のテーマとして話し合う内容にしては、

あまりにも過激な部分も多く、

日本では全く考えられない授業中の状況に

戸惑う事もしばしば。

 

約2ヵ月半、月曜日から金曜日まで、

朝8時から12時までというかなりハードな集中クラスで、

慣れないドイツ語の宿題を毎日こなすだけでも一苦労。


初めて習い始めたドイツ語の授業に

ついてゆくだけでも精一杯なのに、

ドイツ語の勉強に集中したかった私にとって、

このクラスで引き起こる毎日のトラブルは

まさにカルチャーショックの連続!
 

その当時のドイツ語教師は、

もともとはギリシア出身の頑強な男性(国籍はスイス)

だったため、

彼は生徒達に屈する事は無く、いつも、

収拾つかなくなりそうな授業を、いとも簡単に鎮めていました。


移民を多く受け入れている国、スイスで実際に生活してみて、

自分が日本と言う平和な国で生まれ育ち、

いかに幸せに、のほほんと生きてきたか、

カルチャーショックと言うよりも、

それまで、「世界を知っている」 と思っていた自分には、

大ショックでした。


日本では当たり前だと思っていた事。

当然のように教育が受けられた事も、

実はとても幸福な事だったのだと実感する毎日で、

日本に生まれ育った事を本当に幸せだと感じるのですが、


そんな中、スイスでは、

『日本と中国は全く同じ国でしょう!』 なんて

言葉に出すスイス人たちにしばしば遭遇したり・・・
 

やはり今でも、

“違った意味” でのカルチャーショックは続くのです。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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