スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


ベルン・スイスの世界遺産の街


今回はスイスの首都であり、

街全体が、ユネスコの 『世界遺産』 に登録されている、

ベルン(Bern)の街をご紹介します。 


(写真はすべて、2009年9月に撮影)


     
P8192321



ベルンの街の見どころは中心部に集まっているため、

3時間ほどあれば歩いて、

ほぼすべての見どころを周る事ができます。


駅前には 『ラウベン(Lauben)』 と呼ばれる

長いアーケードが道路沿いに続いています。

資料によると、

これは 「ヨーロッパ最長のアーケード街」 だそうで、

中世の建物の部分の1階部分には、

レストランやブティック、デパートなどが入っており、

スイスでは珍しく、

雨の日でも“傘無し”でショッピングを楽しめます

P8192250
 

 道なりに続く

 アーケード
 
  「Lauben」 












ベルンには噴水が100箇所近くあり、

その中でも中心部にある “11箇所” の噴水が有名です。




P8192255
こちらは、

「パイプ吹きの噴水」

これらの噴水では      

14世紀頃から、

人々や馬が

“のど” を潤していた

のだそう。







P8192264
 
 それぞれの噴水には

 異なった装飾が

 凝らされており、

 てっぺんには、

 スイスの英雄達や

 伝説の人物が

 飾られています。


  


下の部分は今も噴水として水が流れており、

散策途中にのどを潤す人、

噴水の縁に腰掛けてひと休みする人等がいて、

まるで、「アルプスの少女ハイジ」 の一場面のよう。

P8192340



P8192283


これは

ベーレン広場に面して建つ

牢獄塔のそばにある、

「アンナ・ザイラーの噴水」










ベーレン広場はベルンの街の中心部分に位置します。

広場に面して牢獄塔が建っており、

右手には 『連邦議事堂』 が見えます。

ここでは現在も、"スイスの国会 (上院・下院)" と、

"州議会" が開催。


P8192275

こちらが

連邦議事堂。

議会の

開かれていない期間は

ガイドツアーに参加し、

内部を見学可能との事。








牢獄等を通り過ぎ、

街のメインストリートへと抜けると、

ガイドブックでもおなじみのベルンのシンボル、

「時計塔」 がお目見え。

P8192292
   

P8192309













P8192306
  
  歴史を感じさせる

 時計塔は
 
 からくり時計に

 なっていますが、

 私が訪れた日は

 残念ながら

 故障中でした

 





時計塔を通り過ぎ、

更にメインストリートを進むと、

通りの中央には先ほどとは異なった噴水が点在。




P8192335

こちらは

数ある噴水の中でも

最もユニークだといわれる、

「子喰鬼の噴水」 で、

1544年に

造られたもの。

   
  
  




通りを更に進むと大聖堂があります。


P8192360
  突塔のてっぺんまでの

  階段344段

 (約100メートル)は、

  突塔では

  スイス一の

  高さだそう!



   


  

  
P8192338

メインストリート沿い

には、

このような “ベンチ”が

設けられており、

散策途中に休憩

できるのがGOOD!





街の中心を流れる、

アルプスの水を集めた “アーレ川” は青く澄み、

お天気が良かったこともあり、

“エメラルドグリーン” に輝いていました.


P8192387




赤い屋根の並ぶ、ベルンの古い街並み

P8192380

P8192378



ヨーロッパの多くの街並みが

戦争中の爆撃や攻撃で 破壊された長い歴史の中、

スイスは  「永世中立国」 という立場を保ったからなのか、

首都・ベルンはほぼ無傷のまま、

中世の姿を残し続けている歴史のある街であるという事に

感慨を感じます。


この街を訪れるなら、やっぱり夏がお勧め!

半日あれば十分に歩いて周れる大きさなので、

スイスにお越しの際、ご機会があれば、

“世界遺産” であり、スイスの首都・「 ベルン」 も、

観光におススメです。 



ブログランキングに参加しています!
読んで下さった方、こちらの “ワンクリック”で、
ご協力をよろしくお願いします

    

  人気ブログランキングへ  にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ

仰天!トイシャーのチョコレートの日本価格


2月14日は、バレンタイン・デーですね。


欧米の習慣ではバレンタインは、

「男性から女性へプレゼントをします。



チューリッヒの街角にも、

バレンタイン・デー前の現在、

カラフルなパッケージや、ハート型の入れ物に入った

男性から女性へ贈られるための

可愛らしいチョコレートがたくさん並んでいます。


今日、ふらりと立ち寄った、

チューリッヒ発の老舗のチョコレート店、

Teuscher (トイシャー)で、
 
面白い日本語の広告が貼られているのを見つけました。


Teuscher は私の大のお気に入りのお店でもあり、

チューリッヒ市内に数店舗と、国内ではジュネーブ、

そして海外にも店舗を構える、

特に "シャンパン・トリュフ " で有名なお店です。


PB265182



今日はチューリッヒ市内の一店舗、

jelmoli(イェルモリ)の中に入っているお店でお買い物。

日本はもちろん世界からの観光客も多い jelmoli 店 には

日本の雑誌でお店を紹介されたらしき、

日本語の雑誌の切り抜きが飾られています。 

(注意:2011年現在、トイシャーのイェルモリ店舗は改装に伴い無くなりました。)



画像 135
こちらがその

日本の雑誌の

切抜き。

ガラスケースに

貼られています。





で、今日は更に新しい切り抜きが追加されているのを発見。

それが、これです。 ↓


画像 138
 
 
この写真のチョコが

 日本では、

 1枚、1,733円

 となっているのには

 大衝撃!!








雑誌には、『97年ベストワン』 と記載されており、

10年以上も前の雑誌のようなので、

資料としてはかなり古いと思うのですが、

このチョコレート、

実際に “スイス” で売られている現在の価格は、

1枚が 7.5 フラン (CHF 7.5 = 約 630円 くらい)です。


ちなみに、一番上の写真の

一番人気の シャンパン・トリュフ が、

16個入りで、26 フラン (CHF26= 約 2200円 くらい)なので、

スイスで購入しても、

決してお安いものではありませんが、

日本でコレを買うと、1個400円 くらいした!? という、

日本の友人情報も決して大げさではなさそう??


スイスに来られるご予定またはご機会がある方は、

是非 “スイス” でお買い求め下さいね。


こちらのお店のチョコレートがとーっても美味しい事は、

もちろん保障つきです!



ブログランキングに参加しています!
読んで下さった方、こちらのクリックで、
応援をよろしくお願いします。


人気ブログランキングへ 



にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ


意外な事実!チューリッヒの深刻な問題


チューリッヒ郊外の自宅周辺は、また雪です。

数日前には

今まで積もっていた雪がほとんど解け落ちたと思っていたら、

またもや裏切られましたー・・・。

P2116986



今年のヨーロッパはスイスに限らず、大荒れの冬。

アメリカの一部でも記録的な大雪となっているようですが、

スイスも例年の記録を更新しそうな勢い。


P2116987


今、チューリッヒ地区で深刻な問題となりつつあるのが、

雪が降った際、

除雪車が道路を整備する時にまく、「滑り止めの塩」、

これが現在不足しているのだそうです。


数週間前のローカルニュースでは、

チューリッヒ地区(カントン・チューリッヒ = チューリッヒ州) で

『準備してあった道路の滑り止め用の塩が底をつき、

この冬はもう、道路に塩をまく事が出来なくなった・・・。』 

と報道され、

塩をまく事が出来なかったその週は、週末だけで、

チューリッヒ州で軽度のものも含めると、

1000件以上の交通事故が発生。


その後、どこから手に入れたのか、

雪が降ると

また道路に塩をまき始めたチューリッヒ地区なのですが、

いったいいつまで持つのやら・・・。


P2117029

(今朝7時半頃の自宅周辺。

気のせいか、いつもより除雪車の出動が遅いような気が・・・。)


ちなみに夫の母国、英国でも、

今年はいつにない大雪で、

道路にまく塩はとっくに底をついているのだそう。

そうそう大雪には馴染みの無いイングランドでは

それも理解できるとして、

鉄壁とも思われる、“スイスの雪対策” をもゆるがす

今年の天候と、この大自然の厳しさには、

さすがに不安を感じてしまう私なのです。



ブログランキングに参加しています!
読んで下さった方、こちらの “ワンクリック”で、
ご協力をよろしくお願いします  

1日一回、共に “ ポチッ”、“ポチッ” としていただけますと、
とっても嬉しいです
   ↓    ↓    ↓    ↓

人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ

いつも応援、ありがとうございます!
記事検索
スイスの365日の生活について綴ったエッセイ 「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、 自由国民社より発売されました。 日本全国の書店、および、 Amazon、 楽天ブックスなどのネットブックストア、 電子書籍にて発売中です。

㊗️「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" 受賞 🏆🏆🏆

数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
ブログのランキングに参加中です。記事が面白い、または興味深いと思って下さった方々、下の2つのバナーを1日1回の"クリック" で、応援をどうぞよろしくお願い致します。

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング

人気ブログランキングでフォロー

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーー PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログ内の記事・写真(スイス国内外のニュースのご紹介以外)はすべて「Apfel」のオリジナルです。記事・画像・動画の無断転記、及び無断使用を禁止致します。テレビの番組内での使用も同様です。番組やマスメディアでの写真/動画の使用、また、リンクをご希望の企業/個人の方々は、右上のメッセージ(livedoor プロフィールの下です)より、必ず事前に Apfel までご一報下さい。『当方の承諾無しでのリンクはご遠慮願います。』
Twitterでも時々呟きます
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
メッセージ

執筆に関するご依頼、その他、マスメディア関連の方々のお問い合わせ等は、こちらよりお願い致します。 上記以外のメッセージは受けつておりません。現在、コメント欄は閉じさせていただいています。

名前
メール
本文
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ