スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


世界のどこにいても、待ち遠しい日本の金メダル


昨日のフィギュアスケートの男子SP、

高橋大輔選手の演技は素晴らしかったですね


スイスではショートプログラムのもようが

深夜1時過ぎからライブ中継されました。


どうしても生中継を見ながら応援したくて、

12時過ぎまで起きていたのだけど

押し寄せる睡魔には勝てず、寝床へ。


翌朝、ニュースで結果を見ないよーうに気をつけて、

朝・8時過ぎから再放送される様子を、じっくりと視聴しました。

高橋選手のジャンプとお得意のステップをはじめ、

日本選手のとても素晴らしい演技に、

“ユーロスポーツのコメンテーター(英語)” は、

「Japanese guys are very hot tonight !!」

と感嘆していました!



スイスでオリンピックの中継を観る方法は、

国営放送の SF (SF 2) の他、

Eurosport というチャンネルがあり、

このチャンネルだと

バイリンガルでドイツ
語と英語の

2各国語の切り替えが可能なため、

我が家ではこの 「ユーロスポーツ」
中心に視聴しています。

とはいえ、ドイツ語・フランス語・イタリア語の

3ヶ国語が公用語のスイスでは、

チャンネルを変えれば、

国際映像で映像は同じなのに上記の3ヶ国語で

別々に方放送されていたり、と
ても国際的です。


フィギュアスケートはスイスでも大人気のスポーツの一つ。

日本が高橋大輔選手なら、

一方のスイスは ステファン・ランビエール。

日本でも人気のある彼も、メダル候補の一角です。


私は・・・というと、

正直なところ、やっぱり日本の高橋選手か、

織田選手にメダルを獲って欲しいし、

小塚選手にも頑張って欲しい。


出来れば、

度重なる怪我を克服して、見事に復活を果たし、

トップともわずかな差で3位につけている高橋選手に、

金メダルを狙って欲しい


そしてもちろん、スイスのランビエール選手にも頑張って欲しい!


フリープログラムが本当に待ち遠しいですね

3位からの逆転優勝は、

4年前のトリノでSPが終わったあと、

トップとの差がわずかで、見事
に逆転優勝を成し遂げられた

荒川静香さんを思い出させます!


獲れるといいなー、日本の金メダル


木曜日の夜(といっても、スイスは金曜日未明)には、

なんとか頑張って起きて、

生中継を観ながら応援しようと思います!


世界中から一丸となって、

みんなで日本選手を応援しましょうねー




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思い出、スイス生活の原点はここから・・


今年の春で、我が家のスイス海外生活も7年目に突入します。


私達夫婦がスイスにやって来たいきさつは、

夫のスイスへのカムバック転勤。


英国人の夫はスイス本社のからの日本への転勤で、

東京で約7年を過ごしました。


思えば夫の転勤がスイスへと決まる約6年前、

日本勤務 「7年間」 という “外国人ボス” としては

長い日本での生活の末、

来年は転勤になりそうだと本社より打診があった頃、

おそらく次の赴任地はドイツか、

または
アメリカだと聞かされていました。


ドイツならばヨーロッパでの大きな支社のある、

『マンハイム』 か 『ミュンヘン』 近郊。

アメリカならば 『カリフォルニア』


“カリフォルニア!” 

何度か旅行で行った事があるけれど、

青い空、白砂のビーチ、海 太陽!!

しかも、その夫の支社のある町は、

私の大好きなカリフォルニア・ワインのワイナリー、

『ナパ』 や 『ソノマ』 にもそんなに遠くはありません。


「行きたい! 住みたい!! 私、カリフォルニアがいい

と思わず叫んでいました。


でも、ある日会社から戻った夫の言葉は、


「スイスのバーゼル本社に決まった。」


『スイス! バーゼル? どうしてーっ


というのが私のホンネでした。


スイスには一度旅行で訪れた事があり、

ユングフラフヨッホで、『ハイジ来たよー!!』 と

叫ぶかねてからの夢を(猛吹雪の中で)かなえた国。

もう2度と訪れる事も無いだろうと、

観光を楽しんだあの国に私は住むの??


バーゼルはフランスとドイツへの国境の街だし、

とてもインターナショナルな場所だから、

『英語だけでなんとかなるよ。』

という、

今思えばなんともお気楽な夫の言葉を信じていた私。


ところが、ところが、

実際に住んでみると、

街なかのサインや表示も、

公共の書類も、配達されてくる郵便物の中身も、
 
すべて、”ドイツ語・イタリア語・フランス語” だけ。

(この3カ国語がスイスの公用語で、

私はドイツ語圏に住んでいます。)


その後ドイツ語学校へ通った甲斐があり、

現在ではドイツ語の書類も何とか辞書を引きながら

読む事が出来ますが、

当時はドイツ語なんて、“ABC” さえ全部言えない、

発音できない!
まったく知らない、『ゼロ』 の状態。


でも、公共書類は上記いずれかを選択し、

今後の連絡方法のため送り返さなければならないので、

私達は究極の選択で “フランス語” を選びました。

(私はフランス語なんて、チンプンカンプンなのに)


理由は、

英国人の夫は学生時代学校で、

少々ながらフランス語を勉強した事がある事と、

単語だけ比べると、

フランス語の単語が英語に一番よく似ていたからです。


我が家の場合、夫がスイス本社へ戻るという形の転勤

(会社側からすると帰国)だったため、

他の国から来られた転勤族の方々のような、

海外転勤者のための会社からの援助はほぼ無く、

すべての生活の基盤を自分達で築いて行く必要がありました。


現在住んでいるチューリッヒに比べると、

町の商店では英語を話せる人は実際にはそうそうおらず、

住居が決まり、

配線などの工事や新しい家具を設置に来てくれる業者さんも、

もちろんドイツ語しか話せません。

(これはチューリッヒ地区でも同様)

向こうからすれば当然です。

ここはスイスで、

彼らの日常の言語は 「ドイツ語」 なのですから。


この国で生きて行くためには、(私の住んでいる地域の場合、)

ドイツ語を話せるようにならない事には、

快適に暮らしてゆく事は困難だとすぐに実感しました。


それでも過去5~6年の間に

スイスも大きく変動したような気がします。

“3ヶ国語表記” しかない公共の書類は相変わらずですが、

銀行・鉄道・(空港だけは当時から英語表示がありました!)

等の書類や、 インターネットでのウェブサイトの表記は

ところどころ英語も選択出来るようになりましたし、

食品も、“もの” によっては、

3ヶ国語の他に時々英語表示も見かけるようになりました。

8ヶ国語くらい表示があっても、

いまだその中に英語が含まれていない事も多々ありますが


現在住んでいるチューリッヒ地区は、

街で英語を話せる人も多いようです。


そして一番楽に感じる事は、

なんとかある程度のドイツ語は出来るようになった事。


昨年は目標レベルのドイツ語の検定試験にも合格し、

ようやくこの国で、

何とかもうしばらく生活して行けそうかなーという気分。



「何もかもが新鮮で、カルチャーショックを感じながらも
楽しく過ごした
1年目

「海外生活の厳しさと現実を思い知らされた 2年目

「スイス人とスイスでの生活が大嫌いになりかけた 3年目

「就職活動で挫折を知った 4年目

「スイスってそう悪くもないかも?って思い始めた 5年目

「そして、自分のおかれた環境で、
それなりに充実した日々を過ごせるようになった
6年目



さてさて、これから先はどうなる事やら・・・。

女性はほがらかで優しく、愛嬌 はもちろんですが、

同様に、

かなりの
度胸 も必要な、毎日の海外生活。


まあ、なんとかなりそうかなー。

更なる私の、スイスでのサバイバル生活!

 

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「アマルフィ」 に憧れて・・・


2009年に日本で公開された映画、

「アマルフィ 女神の報酬」


私が大のイタリア好きで、

更に主演されている
天海祐希さん の

ファンである事を知っている夫が、

先日日本へ出張した際にDVDを購入して来ました。


映画のストーリーは日本のレビューを読むと、

結構厳しかったりするものもあるようですが、

私はそれなりにストーリー展開が面白く、

美しいオールイタリアロケ、

そして、全編世界遺産で撮影された

このサスペンス映画を楽しめました。


何と言っても
舞台となったのが 「ローマ」、

そして 「アマルフィ」 の映像の美しさにただただ感動!


ローマは過去に訪れた事のある街。

歴史的建造物が至る場所に残り、

世界遺産でもある街並みは美しい都市。

けれども実際に歩いてみると、

観光客でいーっぱい、スリには要注意!

道路は大混雑、道端もごみごみしていて、

あれれ?あまり綺麗じゃない

(特にゴミ一つ落ちていない

スイスの街並みを毎日歩きなれていると・・・)

なんて思ったりもしたけれど、

映画の映像では街並みが本当に美しく映されていて、

「ああ、やっぱりいいなローマ、また行きたいなー 」 

なんて思いつつ鑑賞。


(写真は数年前に訪れたローマで撮影、映画とは無関係です。)

画像 073


画像 074


そして、ストーリーは進み、

舞台はいよいよ映画のタイトルでもある 「アマルフィ」 へ。

映像に映し出されたアマルフィは、

“ただもう、うーっとり” の一言。 

世界遺産の街並みと美しい海岸線は、

観ていてただ溜息ばかり・・・。


イングランド出身の舞台女優でソプラノ・シンガーでもある

サラ・ブライトマンの歌う主題歌、

「Time To Say Goodbye (タイム・トゥ・セイ・グッバイ)」

が更に映画の美しいシーンを引き立てていて、

とーても素敵。


しかも、舞台がローマの時に気付いた事。

主演の天海祐希さんが映画の中でずっと着用しているコート、

「どうも自分の着ているコートに良く似ているなー・・・。」

なんて思いながら観ていると、

それは似ているのではなく、まさしく自分のコートと全く同じ


そういえば、そのコートは一昨年の秋頃、

フィレンツェを旅行した際に一目見て気に入り、

デザインも素敵だけど、これならば寒いスイスでも長く着られて、

しかもとても暖かそう、と購入したもの。


映画は昨年公開だったから、

ちょうどコートを購入したのと同じ時期に撮影していたはず、

アップになった際に画面に目を釘付けにしてみると、

やっぱり同じブランドの、

しかも色も形も全く同じコートだったのでしたー!


天海祐希さんは背がスラリと高く、スタイルがよく、

着こなしもお上手で、

典型的日本人体型の私とは

比べものにならないくらい素敵だけど、

でも、自分が普段着ているのと全く同じコートを映画の中で、

大好きな女優さんが身に付けているのは、

なんだかとても感動的な気分。


「アマルフィ」 は以前から一度行ってみたいと思っていた場所。

スイスからは最寄のナポリ空港まで定期便の直行便がなく、

飛行機の乗換えが必要なため伸び伸びになっていたのだけど、

映画を観てしまったばかりか思いは更につのり、

映画鑑賞後、私が夫に放った言葉、


「私、バレンタインにアマルフィに行きたい!」


結局、バレンタインには

映画の舞台となった宿泊したいホテルは

既に満室で実現はしませんでしたが、

夫が返した言葉、


「じゃあ、3月か4月頃ねー。」


を聞き逃さなかった私。


それで次に私が出た行動は、

はや 行きたい!』 ではなく、


『ああ、3月にアマルフィに本当に行けるなんて、

夢みたい!

本当にありがとう!!』


これを毎日呪文のように繰り返し、夫に唱えていたところ、

彼も仕方ないと思ったらしく、

遂に念願かない、

どうやら3月に本当に行ける事になりました。


ここのところ、

予想もしなかった今年の厳しいスイスの冬に重なり、

海外生活に少々ストレスを感じていた私。


知らず知らずに自分のストレスが夫にも伝わり、

気を遣わせてしまっていたのかも・・・。


先日の短い週末スパ旅行以来、久しぶりにリフレッシュして、

スイスでのサバイバル生活を、

「これからも頑張ってゆこう !」

っていう気持ちになってはいたところだったのだけど・・・。


思いやってくれた夫のため、今の私にできる事。

正直なところ、今の自分の立場では

あまり特別な事は思い浮かばない・・・。


けれども、


「また美味しいご飯を作ってあげよう 」

「仕事の疲れを癒せるよう、いつも温かい笑顔でいよう!」 


今はこれだけだなー。


暖かくなる前にあのコートを着て、

アマルフィ海岸をそぞろ歩くのも、そう遠い日の事ではなさそう 
 

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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